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愛しさと切なさとこの悲しみをどうすりゃいいの誰が僕を救ってくれるの





何かに対する結論とか主張の類は何もありません。
日本代表が好きだという気持ちが奪われてしまったことを、
うだうだと嘆いてるだけの文章です。

とりあえずW杯が始まる前に一度書き留めておこう、と。







幼少期、キャプテン翼でサッカーを知って、好きになりました。

小学生時代は旧JFLの末期だったので、
テレビで観る(観られる)のはトヨタカップと天皇杯の決勝と選手権くらいのもので、
クラブとか代表とかの知識もなく、
ただ、たまに観られるそれらの試合を観ていました。

やがて、Jリーグ開幕の波とオフト率いる代表の躍進が始まり、
メディアの露出も増え、
日本サッカーを取り巻く環境が大きく変わる中で、
日本を代表する選手たちがひとつになって戦う「日本代表」が好きになりました。

きちんと代表を観るようになったのは、
W杯94アメリカ大会の、アジア最終予選の少し前辺りからかな。
「柱谷哲二が病気?どうすんの!?」
「骨折の都並敏史の代役は誰になるんだろ……」
てな辺り。

以降は、アンダー世代でも女子でも、
地上波で観られる代表の試合は端から観て、応援してました。

そりゃもう、常に。





そんなボクですが、
御存知、ハリルホジッチの不可解な解任劇により、
今、代表を応援する気持ちが湧いて来ないんですよ。

ショッキングなあの日から2ヶ月を経て、未だに湧いて来ない。


(一部を除いて)選手に罪は無いのはわかってるんですよ。
ハリルホジッチ解任が報じられた時だって、
選手やその家族、関係者が気の毒であるとツイートしてます。
彼らも被害者であることは、アタマではわかってるんです。

だけど、心の底から応援しようという気持ちが湧いて来ない。


一般的にアスリートとして肉体的にピークとされる年齢で
14年ブラジル大会以降の貢献度が高い選手たち、
吉田麻也、槙野智章、酒井宏樹らは本当に気の毒だと思ってる。
この最悪な状況下、個人として得られる最上の経験をして欲しいと願ってる。

だけど、日本代表というチームに対して
勝って欲しい、躍進して欲しいという気持ちが湧いて来ない…。




ガーナ、スイス、パラグアイとの試合ももちろん観ました。

代表の試合をまったく何の楽しみも持たずに観るのは、
ガーナ戦が初めてでした。

「誰が使われるか」
「どういう戦い方をするか」
「やろうとしてることがどれだけ出来るか」
「新しい発見は無いか」

無数にある楽しみ方の、ただひとつとして持つことが出来ませんでした。


そんな自分とは対象的な、
盛り上がりに盛り上がるスタンドを画面越しに目にしたのもショックでした。

えっ、ハリルホジッチがあんな解任のされ方してるのに、
そうやって盛り上がれちゃうの…?



いや、盛り上がっても別にいいんですよ。
人の数だけ代表へのスタンスがあるわけだから、
目の前の試合を楽しむぜ、盛り上がるぜという触れ方もあっていい。
ボクが勝手に乖離を感じて戸惑ってるだけなんで…。

でも、まぁ、別世界がそこにあるなぁ…と。





23人のメンバー発表を始めとする様々な報道も、
淡々と受け止めるだけの現状です。

パラグアイ戦の、香川とのコンビネーションによる乾のゴールにだけ
ちょっとアガりましたけど(笑)、
代表への熱が戻るきっかけとは成り得ませんでした。

あぁ、あれは代表に対してじゃなくて
単純にサッカーという競技においていいプレイだったからだよなぁ、と
感じています(苦笑)


















はぁ。






TwitterのTLというのは(余程意図しない限りは)自分の波長に合うように組まれるものなので、
ボクのTLも、「代表を応援出来なくなってしまった…」でほぼほぼ埋まってます。

代表を応援しつつ、Jも海外も熱心に観てる人ばかりのTLを
こんな状態にしてしまってるんだぞ…。
罪深いぜ、田嶋幸三…。

ハリルホジッチの通訳を務めていた樋渡群を侮辱する発言をした北澤豪共々、
許すことはない……って書くとだいぶ強い表現になっちゃうけど、
そういう機会が訪れたとて一緒に楽しく呑んだりは出来ないですね……。







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