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【女子U−23】日本 0−1 アメリカ
ラ・マンガU−23女子国際大会(初戦)
(15/02/26:ラ・マンガPitch A/スペイン)


スタメン

________田中美_______
京川______増矢______柴田
_____杉田____高木_____
中村____村松__三宅____斉藤
________山下________

HT:増矢→入江/62:田中美→浜田/79:高木→井上


前半。
タテのパス交換でのボール保持を基本にしていた攻撃はまずまずだったように思う。
パスに角度をつけることと機をみてのサイドチェンジが出るようになれば
後半はラクに崩せるようになるのでは…と。
守備面では、ボロボロに崩されていたわけではないのだけれど、
一旦、中盤でドリブルを開始されてしまうと、
そのスピードにまったく対応出来ていなかった。
バイタルにかかったところでの相手の判断ミスに救われていたと言える。
特に右サイド(日本の左サイド)の11は速かったなー。
彼女にもっとゴリゴリとドリブルされてたらヤバかった。

後半。
前半出来ていたことが何一つ出来なくなってしまった。
半ば過ぎから全体的に足が止まってしまったのは事実だけど、
その前から……後半の開始時から、しょうもないパスミスが出て来ていて、
それが消耗を早めたように思う。
交代選手もまったく機能しなかったし、よく1失点で済んだな、と。
もっと決定機を作られて、もっとスコアが開いてもおかしくなかった。


プレナスなでしこリーグをつぶさに観ているわけじゃないから、
今日の布陣も別段おかしくはないのかも知れないのだけど、
U−20の時の印象で言わせてもらうなら、選手の配し方には疑問が残った。
田中美と浜田は優れたサイドアタッカーだったし、
柴田は密集に強い、小回りが利いて敏捷性のあるトップ下だった。
京川はU−20以外で観ることが多かったけど、
身体の強さがあるFWで、SHの選手ではない。
……多少なりと、ノリオの率いるなでしこジャパンへのスムーズな合流を意識してるのだろうけど、
今日の並びでは、サイドを有効に使った崩しというのは、
簡単には行かないと思う。
(特に今回は国内合宿ナシ、スペイン入りして2日しか合わせてないそうだし)


そういう、並びの部分なんかを差し引いて考えても、
今日の試合を観て、W杯に連れて行きたいと思わせてくれた選手はゼロでした。

次戦以降に期待。



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