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G大阪 2−0 浦和
FUJI XEROX SUPER CUP
(15/02/28:日産)


このカードだったら、まぁ、こうなるかな。
…という試合展開だった。

良くも悪くも変わらないミシャ・サッカーの浦和。
1トップ+2シャドー+WGが前線に張り、
中盤に1人と後ろ4人(左右CBは上がり気味)で回す。

これに対し、G大阪は開始当初は様子見で、
ほどなく4−4のブロックをセンターサークルのいちばん自陣側の辺りから形成。
中盤の1人(この日は阿部)に入るところだけ潰しに行く構え。

前線5枚が張り付くばかりの浦和には、これが効果的だわね。

あとは、基本的に浦和がボールを保持するも、
有効な攻撃はあまりなく、
G大阪がいいカタチで奪えた時にカウンター……という展開。

焦れずにしっかり守ったG大阪がCKからの先制、終了直前にカウンターで加点という
絵に描いたような勝ち方でした。


3〜4年前くらいから言ってるけど、ミシャはもう限界でしょう。
ACLとターンオーバーしたとはいえ、
2シャドーにドリブラー二人(梅崎、高木)を先発で並べるのは何なのか。
自分が考案したサッカーなのに、それを機能させる方法を理解してないって……。

関根だけは観てて期待出来た。
組み立てて崩す手段を持っていないのだから、
とにかく関根に集めて仕掛けさせまくって欲しかったなー。
(その関根を左に使ってたのもわからない。
G大阪の右がオ・ジェソクで左が藤春だったのだから、
どう考えても右に回して関根で押し込むべきでしょうに。
G大阪の構えを見てなお、関根だとウラ取られるとでも思ったのだろうか……)


G大阪は、この試合もSHがめっちゃ走ってたね。
ACLも考えたら、ここにもう一人走れる選手を獲得しておくべきだったと思うけど。
大森、阿部、倉田の3人で回すには要求が多過ぎるでしょ。



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