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大宮 2−1 京都
J2(第3節)
(15/03/21:NACK5)


互いにオーソドックスな4−4−2。

ムルジャと家長を怪我で欠く大宮は富山・清水の2トップに
MFは左から泉澤、カルリーニョス、金澤、横谷。

原川を五輪代表に出している京都は、佐々木勇人がボランチをやっていて驚いた。


前半。
大宮のデキが酷い。
ボールの奪いどころがハッキリしなくて中盤でノープレッシャー。
何とか奪っても預けどころが無く、
富山が時折身体を張ってキープしようとするも、
押し上げが遅くてすぐに潰されてしまう…。
開始早々に訪れたPKのピンチを加藤がセーブしてみせたというのに、
チームに活力が出る雰囲気すら無い…。

京都も決して良くはなくて、
酷い大宮を相手にサイドからの崩しを図るも、
時に簡単なパスミスが出たりして決定機が少ないまま。
佐々木、宮吉(駒井)、石櫃が絡んだ右サイドは、
もっと好機を創出できたと思うんだけどなぁ…。


後半。
早い段階で大宮がPKにより先制。
すぐに京都が動いて左SHに山瀬を投入。
その勢いでCKからすかさず同点。
試合が面白くなりはじめたのはここから。
京都が、山瀬が中に入って受けることで好機に繋がるであろうカタチを見せ始めた。
大宮はここの対策を早く講じないと京都がイケイケになるぞ……と思ったのだけど、
程なく、中盤が無くなって両ゴール前のシーンばかりになった(笑)
山瀬に預けて何かを…じゃなくて、もう、京都もサクッと大宮ゴール前まで(笑)
面白くなったと言えば前半よりも間違いなく面白くなったんだけど、
興味深い試合展開ではなくなってしまったよね。
同点にされてからようやく大宮が目覚めた感じで、躍動感らしきものが出て来た。
それまで65:35くらいで京都の試合だったのが、50:50になったかな。
(ただし、京都の65も相対的にそうなっただけの65である)
最後は、終了間際にCKの流れから河本が高い打点のヘディングシュートを決めて大宮。


いやぁ、大宮は、この内容で、昇格争いの一角を占める京都を相手に勝点3は、
ホント大きいと思うよ。
逆に言えば、京都は本当にもったいなかった。
京都も良くなかったとはいえ、先制のチャンスはあったし(PK)、
同点に追いついてからも、お付き合いしないで(山瀬に)繋げば良かったのに…。
(スペースあって行ける状況だったから、行っちゃうか……)

とりあえず、京都は、もう少し中央での崩しが増えればいいかな。
原川が戻ってきたり、山瀬の使い方だったりですぐに改善出来そう。

大宮は……横谷トップ下の4−2−3−1で基本カウンター狙い、がいいんじゃないかな。
セットされたら、横谷に預けて、サイドの泉澤(大剛)に散らして、ドリブル勝負。
それと、どんなサッカーをやるにしても、このメンバーだったら、
金澤がもっと前へと飛び出していかないとキツいでしょう。



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