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バルセロナ 3−0 バイエルン・ミュンヘン
UCL/QF(2nd Leg)
(15/05/06:カンプ・ノウ)


スコアレスドロー、あわよくば0−1勝利を狙ったバイエルンが、
ノイアーの神セーブで前半をしのぎ、
前への意識を強めることで後半にバルサのペースを奪い、
その狙い通りに90分を終えるかと思われたところに、、
メッシ。

……という試合だった。


試合開始からしばらくは共にえらいハイテンポ。
落ち着いてきてからも比較的ロングボールの多かったバイエルン。
(右奥を狙ってミュラーとジョルディ・アルバを競らせ、
 ここで勝って基点としたかったのだと思うのだけど、あんまり上手く行ってなかった)
チアゴの自由な動きこそあったもののシュバインシュタイガーが素早くサポートに出なかったことも含め、
リスクを負いたくなかったのだと思う。

そうした、後ろに重心のかかったバイエルンに対して、
バルサはいつものようにプレイして、
幾度かの好機と2度の決定機を創出するも、ノイアーの神セーブに阻まれる。

印象点ということで言えば圧倒的にバルサ優勢な前半だったけど、
その攻め方を観てる限りでは、バイエルン的にも一定の手応えがあったと思う。


事実、後半は立ち上がりに前への意識を強めたバイエルン。
ショートパスで繋ぐ場面も増え、
決定機こそ稀だったけど好機は確実に作り出していたし、
前半にあったバルサの得点の匂いを消していた。

大きかったのはやはり先制点で、
自陣深くからの早いリスタートを攫われたところから、
よりにもよってメッシに決められるという、
バイエルンにとって最悪の展開。

メッシの2点目は確かにスーパーでダメージ大きかったけど、
プランが崩れたという点で、やはり1点目だと思うんだよねぇ…。
(まぁ、2点目もまた3点目を呼んでるわけだけども)



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