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バイエルン・ミュンヘン 3−2 バルセロナ
UCL/SF(2nd Leg)
(15/05/12:アリアンツ・アレーナ)


「行くしかない」シチュエーションのバイエルンが立ち上がりから人数をかけて前へ。
1st Leg後半のように、前へ行けば崩せる力はあるんだよね。
ロッベン、リベリーといったところが居なくてもさ。

(バルサとの相対的な)高さの優位性を活かすため、
サイドに運んでクロスという狙い。
早々に得たCKからきっちりと先制し、大逆転への空気醸成にかかるも、
バルサのトリデンテが鋭すぎる刃を翳す。
前にかかるバイエルンに対しロングボールとカウンターで、前半のうちに鮮やか過ぎる逆転。
更には、ゴール前に立ちはだかるシュテーゲン。
前半だけで3点は止めていたね。

1−2で前半を終えたバルサは、後半は無理をせずに試合をクローズするだけだった。

バイエルンも決して諦めることなく、
サイドアタック中心の前半を踏まえた上で中央も使い出し、
2ゴールを叩き込むも、2試合通じての大逆転までには至らずTHE END。

前半を0に抑えた上でリードして折り返せれば、もっと違ったんだろうなぁ…。

諦めていないのは、観ていて伝わってきていたけど、
同時に、心身共に消耗が激しいのも伝わってきた。

今戦ってる試合でも2試合の合計でもリードしていて、
無理をせずにボールを回せば良い状況のバルサを相手に、
前からハメて奪うというのは、世界でいちばんしんどいんじゃなかろうか。

2試合を通じて観て、バイエルンが勝ち上がってた可能性も十二分にあったと思うんだけど、
1st Leg後半(それも、終盤も終盤)のメッシと、2nd Leg前半のシュテーゲンに、
「当たってしまった」という不運だなぁ……。





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