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【女子】日本 2−1 イングランド
W杯/SF
(15/07/01:エドモントン(カナダ))

日本スタメン

____大儀見___大野____
宮間____________川澄
____宇津木___阪口____
鮫島__熊谷____岩清水_有吉
_______海堀_______

70:大野→岩渕


いつものようにパスワークを軸に試合を進めようとする日本。
中盤で細かなパスミスが散見されたものの、
前半は五分と言える内容だったと思う。

後半。

イングランドが前半から続けていたサッカーに対し、
攻守共に劣勢を強いられていく。

攻撃時4−3−3、守備時4−1−4−1でスタートしたイングランド。

サイドへのロングボールで日本を押し込み比較的浅い位置から放り込んでくるクロスと
奪ってからの前3枚によるカウンター。
パワー、スピード、高さを活かして度々日本のゴール前に迫る。
日本は人数を揃えた上で組織と球際の粘りで何とか凌ぐ…。

守備では前半の半ばから4−5−1に変更。
中盤を使って組み立てたい日本に対してスペースを与えず、
阪口、宇津木に入るパスを狙い撃ち(奪取後はショートカウンター)。
CB(熊谷、岩清水)による持ち上がりはある程度捨てて、
自陣に入ってくるパスは通させまいという構えで、
押し込まれるわ繋げないわの日本は苦しみ続けることに。


結果的に勝てたわけだけど、
その要員たる走力と途切れない集中力をもってしても、
判定制度があれば確実に負けという試合だったし、
延長にもつれ込んでいても相当分が悪かったと思う。
岩渕投入は彼女の能力とノリオの配置で一定の効果を見せたけど、
他に有効な手立ては打てず、選手の我慢に頼るのみだった。
(これについては現状が最善だったという判断もあるだろうけどね…)


しかし、それでもとにかく勝った。
凄いよこのチーム…。



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