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【女子】日本 2−4 北朝鮮
東アジアカップ/第1節
(15/08/01:武漢(中国))
日本スタメン
____有町____菅澤____
杉田____________増矢
____上尾野辺__川村____
高良__高畑____北原__京川
_______山根_______
62:京川→横山/82:高畑→高瀬/90+3:有町→猶本
「メンバーが大幅に入れ替わっても、やはり同じ監督だな」というサッカーで、
その志向自体は悪くないと思う。
実際に、前半半ばくらいまでは五分と言っていい内容だったし、
急造チームということを差し引いても、
奪ってからの1本目、あるいは中盤での、パスミスが多かったものの、
きちんと繋がりさえすればいいカタチまで持って行けていた。
守備組織を中心に改善点は幾つも出てきたけど、
いちばんの問題点は、自分たちが得点した直後のメンタル面だと思う。
取り返さんと前に出てくる相手に、受けに回ってちゃ駄目だよ。
ロングボールに対しDFラインが引いてしまい、
相手FWがノープレッシャーで前を向いて持てる状況が生まれた要因は、
メンタルで受けに回ったことだと思う。
(アンカーを置くといったメンタルに拠らない解決策もあるけど、
急造チームゆえにそういうバリエーションまで手が回らなかったのでは。
上尾野辺がボランチ→左SH→左SBと動いたけど、
左SHに入ったあとの5分ちょっとしか彼女の良さを出せなかったように)
個人評としては、
身体がキレていて仕掛けてやろうという姿勢を前面に出していた増矢、
バタバタしながらも何とかしようと奔走していた川村は評価アップ。
存在感を発揮できなかった上尾野辺はちょっと残念だった。
(チームが彼女を活かせなかったのは他の選手にも起きていたことで、
そういう状況で何が出来るか、という話。
川村には何かをしなくてはというものがあり、上尾野辺には無かったということ。
ノリオ体制での選出歴が長く、年齢も上の選手だけに、そこは先輩風を吹かせて欲しかった)
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