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シリア 0−3 日本
W杯アジア2次予選/第4節
(15/10/08:シーブ・スタジアム(オマーン))
日本スタメン
_______岡崎_______
原口_____香川_____本田
____山口____長谷部___
長友__槙野____吉田_酒井高
_______西川_______
66:原口→宇佐美/78:香川→清武/84:岡崎→武藤
15分くらいまではどの選手も身体が重そうで、
それ以降は、用意されたシリアのやり方にハマり攻め手を見出だせないでいるうちに終わってしまった。
そんな前半だった。
具体的には、シリアは自分たちのSHとSBがそれぞれ外に張る日本のSBとSHにしっかりと着き、
まずはビルドアップ時の日本のパスコースを中央に限定する。
そして、起点を作ろうと槙野や吉田が縦に打ち込むところにボランチが狙いを定め、
鋭いインターセプトからその勢いを利してのカウンター。
このやり方の前に、日本は攻撃を組み立てられないばかりでなく、
2度ほど危ない場面も迎えている。
この状況を、日本は後半開始時にはしっかりと修正してきた。
トレーラーゾーンを使い中中の攻撃に切り替えたのである。
シリアが対応を選択する前に先制ゴールを奪い、
前に出ざるを得ない状況に出来たのも効いた。
よりスペースを得やすくなった中で、
中央からやや左に構えた香川と中央に構わた本田を軸に、
ザック時代を彷彿とさせる左サイドの連携が炸裂。
試合を支配してシリアのスタミナを奪いつつ加点を重ねて
終わってみれば0−3での快勝となった。
チーム力に差があるとは言え、
相手の思う通りに運んだ前半をスコアレスで折り返し、
後半はしっかり修正して違いを見せつけた。
もちろん細かい部分で改善点はあるけど、
いい方向に進んでることを思わせるに十分な内容と結果と言える。
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