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鹿島 3−0 G大阪
ナビスコカップ/F
(15/10/31:埼スタ)
鹿島の快勝でした。
要因は3つ。
1)立ち上がりからの勢い
2)フリーマン金崎と赤崎の上下動による深み
3)ネガトラの速さとこぼれ球、インターセプトへの意識。そしてその持続。
1)
精神面での効用が大きい。
直近の対戦成績を無関係のものとし、相手DF西野を前半で交代に追いやり、
「やれる」という思いを強めた。
この思いは、3)に影響していく。
2)
神出鬼没の動きでG大阪守備陣から逃れ続けた金崎と
引けばワンタッチで裁き、機を見てはウラへの飛び出しを見せることで
G大阪のDFラインをコントロールした赤崎。
この2人の働きにより、遠藤、中村、柴崎は余裕を持って攻撃に携われた。
その質が上がるのは必然。
3)
相手攻撃陣に自由を与えないためのこれらの要素は、
どんなチームであっても時間の経過とともに発揮されづらくなっていくもの。
しかし、立ち上がりで「やれる」という思いを掴んだ鹿島は、
その落差を最小限に食い留め、終始G大阪を上回ることに成功した。
攻撃させない、二次攻撃を許さないという状況が続けば、
当然ながら勝つ確率は増すよね。
G大阪は、ちょっとどうすることも出来なかったな、という印象。
今日ばかりは相手を褒めるしかないかな、と思う。
もちろん、「早い時間からロングボールを多用する」等の策は採れたかも知れないけど…。
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