menu>football>match
マゼンベ 0−3 広島
CWC/M3(QF)
(15/12/13:長居)
広島スタメン。
林−佐々木、千葉、塩谷−柏、青山、森崎和、ミキッチ−茶島、ドウグラス−佐藤。
前半はいっぱいいっぱいに見えた。
勿論、時間を追うごとに、特にいなしの部分で「慣れ」は感じたけど、
「Jリーグだったら回せているパス」
「Jリーグだったらストップ出来ているドリブル」
が、相手の速さやリーチやリズムによって、ことごとく上を行かれている。
それに対し、いつもの広島らしい「余裕を感じさせる受け」ではなく、
「ギリギリのところでの守備」で何とか凌いでいる。
そう見えていた。
だから、前半終了間際という最高の時間帯にワンチャンスをモノにして先制したものの、
「過密スケジュールの中、心身にギリギリの状態でのこの守備がいつまで持つのか」という
心配を抱いて後半開始を迎えた。
後半開始と同時にマゼンベは選手を1人交代させた。
このことによるピッチ内での均衡の崩れについてはよくわからない。
よくわからないままに、後半立ち上がりに広島が「らしい」攻撃を2つ続け、
「この時間帯でもう1点奪えたら…」と思った矢先に2点目が入った。
マゼンベが中央(青山と森崎和のところ)に縦パスを入れた後の展開が遅かったこと、
時間の経過とともに目に見えて気持ちが切れてきたこともあったけど、
それ以上に、2点目を奪った後は、広島が広島らしかった。
佐々木、森崎和辺りは完全に間合いを掴んでいて、
前半のようなギリギリ感は無く、Jリーグで見る受けに変わっていた。
美しいカウンターから加点して0−3の快勝は、前半からはちょっと想像がつかない結果。
ワンチャンスをモノにする集中力や元々このチームが持っている粘り強い守備、
そして試合中に相手を把握して対応する適応力。
広島、強い。
menu>football>match