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日本 1−0 北朝鮮
リオ五輪アジア最終予選/GL(1)
(16/01/13:グランドハマド(カタール))
日本スタメン
____久保__鈴木____
中島__________南野
____大島__遠藤____
山中__植田__岩波__室屋
______櫛引______
交代:南野→矢島(62分)/大島→原川(77分)/久保→豊川(89分)
実質的には久保トップ下の4−2−3−1って感じだった。
開始早々、北朝鮮が硬いうちにCKからサクッと先制したまでは良かったけど、
以降はかなり不安にさせられる内容だった。
放り込んでくる北朝鮮にお付き合いして間延び&長い時間こちらもロングボール中心。
前で奪いたい両SHと、
ロングボールが怖くて後ろに重心&前で蹴る選手にプレッシャーがかかってないから
押し上げるに押し上げられない後ろの6枚。
中盤のリスクを避けるためのロングボールという考えは理解するも、
ただでさえ自分たち向きでないロングボールを、ただ普通に蹴ってるだけ。
ようやく後ろから繋ぐ意識が出てきた頃には
両SHが前への意識が強くなり過ぎてビルドアップを助けられず、
結果、中盤で奪われてばかり。
それらをハーフタイムでの指示や選手交代で修正出来ないベンチと、
ピッチ内の自分たちでどうにか出来ない選手たち。
好意的に解釈すれば、
ベンチはピッチ内の選手に自分たちで修正させたかったのかも知れないし、
選手のタイプを代えなかったことも(例えば大島に代えて井手口とか)
フォーメーションを代えなかったことも(例えば鈴木削って三竿入れてトレス・ボランチとかね)
「このベーシックなやり方で北朝鮮に勝てなきゃ先が無い」ってことなのかも知れない。
…けど。
そうだったとしたら、あまりに危険な賭けだったと思う。
また、大島はこのチームで中心選手としてやってきたわけだし、
自分が不得意な状況に晒されているのだから、
もっとSHに対して色々注文して動かして欲しかった。
鈴木、中島もそう。
長くチームに居て、このチームがこういう展開を不得意としてるのはわかっているのだから、
ロングボールを蹴ってくる選手に対して南野、久保を巻き込んでもっとプレッシャーをかけるとか、
後ろが繋ごうとするなら顔出してやるとか、そういう動きが欲しかった。
(75分過ぎくらいからの中島はとても良かった)
…とりあえずは、勝てて良かった。
個人で見ると、久保、室屋、植田は良かった。
南野、大島、岩波は良くなかった。
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