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日本 3(延長)0 イラン
リオ五輪アジア最終予選/QF
(16/01/19:アブドゥッラー・ビン・ハリーファ(カタール))


日本スタメン

__オナイウ__久保____
中島__________矢島
____遠藤__原川____
亀川__植田__岩波__室屋
______櫛引______

交代:後日更新


前半。
立ち上がりは前3枚を早く使おうと長いボールを入れてくるイランに対し、 ややバタ付いた印象。
決定機を作られるわお付き合いして長いボールを蹴るばかりだわ。
しかし落ち着いてきてからはSH起点に繋ぐ攻撃と、
シンプルに長いボールで狙う攻撃との使い分けが出来ていたと思う。
守備面での修正が出来たとは言い難いが、五分に近い展開までは持って行けていた。

後半。
相手の守備の修正によりSHで起点が作れなくなり、
攻撃の手段を失うと共に、押し込まれ続ける展開に。
また、前半同様、効果的な守備が出来ていたわけでもなく、
ひたすら耐えるだけの時間が続く。

延長前半。
途中投入の豊川が大仕事をやってのけてからは、攻守に選手が活気づく。
戦術的な改善は相変わらずなかったものの、
ピンチの場面で、ピンチになりそうな場面での「あと一歩」が伸びると言うか。
サッカーにおける一点の重みを感じた次第。

延長後半は中島が爆発して試合を決定づけた。
特に後半、何も出来ていなかった中島が、
延長後半で爆発するというのは…。
TLに流れてきた「試合前に90分アップすれば良いのでは」に笑った。



もちろん勝ったのは良かったけど、試合としてはいいところまるで無しという感じ。
攻守に狙いが感じられず、選手たちによる修正もベンチによる修正も無し。
簡単にロストするオナイウ、
植田が弾き返したボールを拾えない原川と遠藤、
サイドに引き出されたあとの中央のカバーリングが甘い守備組織…。

(まだ何も成し遂げちゃいないけど)この世代がQFを勝ったことには意味があると思う。
一方で「この内容でいいのか」という声には頷かざるを得ない。
このチームに最低限以上の内容を求めるのは難しいという前提に立ってはいるけれど…。




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