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日本 7−2 ブルガリア
キリンカップ/SF
(16/06/03:豊田(日本))


日本スタメン。

_______岡崎_______
清武_____香川____小林悠
____柏木____長谷部___
長友__吉田____森重_酒井宏
_______川島_______


44:香川→宇佐美/HT:岡崎→金崎/59:小林→浅野/70:清武→原口/76:長谷部→遠藤/84:吉田→昌子


試合開始から日本が運動量とその質でポルトガルを圧倒。
高い位置からの連動した守備と、
4−4−2でセットするブルガリアを前に一方の2脇(サイドライン側)で
長谷部ないし柏木が浮くようにボールを回し、
浮いた選手によるサイドチェンジ。

5分もしないうちに先制すると、
1−0時に川島のビッグセーブが、
2−0時にあわやOGのところを森重の神クリアが、
それぞれブルガリアが引き戻そうとする流れを日本の手のままとし、
前半終了時で4−0と、試合を決めてしまった。

後半は、交代枠6ゆえのガチャガチャと、
同じく交代ゆえの、日本の前線の守備が著しく落ちたこととが重なって
2失点を喫したものの、3得点を加えてスコア上では圧勝でした。


内容も良かったとは思うのだけど、
1)ブルガリアが試合の入り方を間違えなかったら
2)2−0以降ブルガリアが柏木をもっとケアしていたら
3)前述した川島と森重のプレイのどちらか、あるいは両方が入っていたら
こんなスコアにはなってなかったでしょう。

その意味で、実力差以上の結果が出たと言える。


特に良かったのは清武。
中に入るところ、外で待つところの使い分けが良く、
ボールを持ち過ぎず、守備もサボらない。
ブラジル大会敗退直後の「次は中心選手としてやるくらいの気持ちで」を
体現したと言って良いでしょう。
新シーズンを、レベルの高いクラブで迎えられることを祈ります。

柏木も良かったけど、
もっと厳しく当たられた時に今日ほど視野を確保して精度の良いパスを出せるのかは次回以降に持ち越しだし、
周囲もセット出来ている時の守備でコースを切っただけで止まっていたのが不満。
自分が奪いに行っていい場面で待っていたということね。

酒井宏も良かった。
いつもは中の状況に関係なくとりあえずクロスという感じなんだけど、
今日はボールを受ける前に選択肢を用意出来ていて、
その中の最善を選べていたと思う。
中に持ち込むドリブルはぎこちなかったけど(苦笑)
その選択肢の有無、実行の可否は大きくモノを言うハズ。





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