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鹿島 2−0 福岡
J1/1st・第17節
(16/06/25:カシマ)


鹿島スタメン

____金崎__土居____
杉本__________遠藤
___小笠原__柴崎____
山本_ブエノ__植田____
______曽ヶ端_____

カイオと昌子を出場停止で欠く鹿島は、それぞれの位置に杉本とブエノを起用。



福岡スタメン

_ウェリントン_邦本____
金森__________城後
__ダニルソン_末吉____
古部___堤__キム__中村
_______イ______



前半。
立ち上がり、前から圧力をかける福岡に対し鹿島の後方がややバタバタ。
その隙を逃さんとばかりに金森と邦本が右サイドを崩すもゴールには至らず。
15分にもなると、鹿島が落ち着き出す。
小笠原と柴崎でメリハリをつけたボール回しをしながら、
古部と堤の間を狙うなどして押しこむと、CKから先制。
福岡も前線4枚の流動的な動きで攻撃を試みるも、
中央に寄った展開で鹿島守備陣に仕掛けのパス、ラストパスを読まれるケースが目立ち、
インターセプトされた瞬間、その流動的な攻撃の負の面が出てしまう。
ダニルソンと末吉で見なければいけないスペースが広すぎて、
鹿島のカウンターを遅らせることも出来ない。
一度は右から(鹿島左サイドの)カウンターを凌いだものの、
逆サイドへ流れたボールに対して陣形を整えられず、
金崎の突破から土居にプッシュされて2失点目。
…まぁ、ここで大勢は決したよね。

後半は、鹿島が危なげなく時計を進める。
福岡は平井と坂田を同時投入、更に為田も注ぎ込んで攻撃するぞという意志は見せたが、
末吉も邦本も退いては平井と坂田を走らせるパスが出るわけもなく、
右に張っていた平井はともかく、
インサイドハーフのようなポジションをとっていた坂田は
ベンチからどのような指示を受けて出てきたのか…。

開幕前から言われていたけど、攻守両面で、堤とキム・ヒョヌンがレギュラーCBでは厳しいよなぁ…。
今日は(普段は亀川みたいだけど)古部もまったく駄目で、
ふらふらと前に出ては遠藤らに圧力をかける前にサクッと剥がされ、
カバーに入った堤を窮地にさらしていた。
更には、堤が釣り出されたポジションに対して
キム・ヒョヌンがスライドするでもなく、
ダニルソンが戻るでもなく、
古部はふわっとしたままという…。
もっとボロボロにされていてもおかしくなかったぞ…。


鹿島は、終盤に今月で退団するジネイ、青木(鳥栖に完全移籍)を投入する采配で
ホームのスタンドを沸かせる、理想の展開でした。
(青木に関しては、早く出せって青木コールがスタンドから起きていた)


等々力では勝点差1で鹿島を追う川崎が大宮を2−0で粉砕していたけど、
しっかり自分たちで勝って優勝を決めた鹿島でした。
…まぁ、このシチュエーションであれば、相手が最下位だろうと2位だろうと、
鹿島はしくじらないよね。




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