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【U-23】日本 4−1 南アフリカ
国際親善試合
(16/06/29:アルウィン(日本))


日本スタメン

____中島__浅野____
矢島_________野津田
___井手口__大島____
亀川__植田__中谷__室屋
______櫛引______

※交代は後ほど。


互いに、さほど激しいとは思えない相手の守備を前に、しかしビルドアップに苦労した前半。

南アフリカは日本の2トップに対してボランチ落としで4バックから3枚へ移行するも、
そのひとつ前のラインがボールを引き出す動きを何故かまったくせず、
更にひとつ前のラインの選手がサイドで受けるタイミングを作るまで何度もやり直し。
一度サイドに預ければ、ショートパスを繋いでの崩しを見せていた。
一方の日本は最後尾から浅野(ないしは中島)のウラへの飛び出しを狙いつつ、
オーソドックスな組み立ても試みていたが、
大島、井手口がハーフウェー付近できちんと前を向いて持てることが少なく、
前線にボールが収まるか否か以前の話だった。
どちらも、及第点とはなかなか言い難い内容で時間が推移した前半の終盤。
先制を許していた日本が同点ゴールを決めると、
日本の攻撃の活性化と南アフリカの守備の混乱が同時に訪れる。
立て続けのゴールで日本が前半のうちに3−1とし、
この時点で「強化試合」としての目論見は崩れ去ってしまった。

南アフリカの守備のドタバタは最後まで治らず、
後半開始早々に4失点目を喫し、
その後もカウンターを中心に何度も好機を作られた。
4失点目以降は「開き直って攻撃に出た結果」と解釈出来なくもないけど、
前に出るにしたってちょっとルーズに過ぎやしませんでしたかね…。

日本も順次交代選手を投入。
前の選手は入れ替わり立ち替わりで1列目と2列目に配されるも、
前に出てきた相手を受けてのカウンターが中心だったので、
テストの幅が広かったとは言い難かった。

とりあえず、4点獲れたことと、怪我人が出なかったのは良かった。
南アフリカはコンディションが悪かったんだと思いたい。
これで五輪ってのはいくら何でもマズイっしょ…。



中谷は滑り込めそう。
三浦より良いのではないかな。
(岩波が間に合わない前提)
室屋が左もイケるようなので、松原の競争相手は亀川になりそう。
そして、亀川よりはやや優位な気がする。
テグさんの、大島、原川、櫛引、室屋、中島への信頼が薄れてないことを感じた。
豊川と伊東はアピール出来たとは言い難いが、タイプ的に可能性を残してると思う。
野津田と武蔵は…。





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