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ドイツ 1−1 イタリア
(PK 6−5) EURO 2016/QF
(16/07/02:スタッド・ド・ボルドー(フランス))


コンテ式3−1−4−2への対策を攻守に施した3−4−2−1で臨んだドイツ。
ポジショニングだけでここまで相手を制限出来るのか、という守備で
イタリアのビルドアップを許さず、
ジャッケリーニの「無理」以外の可能性をほぼほぼシャットアウト。
攻撃では守備時5−3−2になるコンテ式の「3」を丹念に突いて行く。
ペナ角付近のロングボールと、「3」をとにかく動かすパス回し。
「完全に試合を支配して、イタリアが疲弊する終盤にスコアして勝利」。
そんな未来が視えるような試合運び。

一方のイタリアは、対自分たち仕様にチューニングされたドイツを相手に、
突破口を見出だせないまま時を過ごした。
心を切らさずに守りながらカウンターの機会を伺うしかなく、
数少ない機会を確実にシュートまで持ち込むあたりは流石だったが、
ボアテングのハンドが無ければ1−0のまま試合終了の時を迎えていただろう。


PKについては、ねぇ…。
このシチュエーションで、ノイアーとブッフォン相手に蹴る。
キッカーにかかるプレッシャーは世界最高峰でしょ…。




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