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ポルトガル 2−0 ウェールズ
EURO 2016/SF
(16/07/06:スタッド・ド・リヨン(フランス))


前半はガチガチに堅い試合。
ポルトガルはレナト・サンチェスやジョアン・マリオが広範囲に動き活路を見出そうとするも
ウェールズの5−3−2が崩れる様子は無し。
バイタルに入るところから本当に堅い守備を見せていた。
一方のウェールズはラムジー不在の影響が明らかで
カウンターのダイナミズムも遅攻での大きな展開も無い。
ベイルが引いて受けて組み立てにも関与してポルトガルを揺さぶろうとするも、
代わりに出て行く選手もなく手数がかかるばかりで、
しかも最後には結局ベイルに戻ってくる状況。
これでは難しい。

試合が動いたのは後半開始早々のセットプレイで、
「主役」クリスティアーノ・ロナウドがヘディングで決めてみせた。
攻め手が無い中でウェールズは更に難しくなったな、と思ったら
直後に枠に飛んでいないシュートへ鋭く反応したナニが決めてみせて、
あっという間に2−0に。

まぁ、これで試合は決まったよね。

後半の大部分はポルトガルが余裕を持って時計を進めて試合終了。
やはりリードが1点と2点では全然違うよなぁ。
ウェールズも早め早めにカードを切って必死にゴールを目指したが、
投入された選手が機能することもなく、
最後の最後までベイル以外の可能性が見えなかった。
せめて、後ろからパスを供給出来る選手がいれば。





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