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日本 2−2 コロンビア
リオ五輪/GL(2)
(16/08/07:アレーナ・アマゾニア(ブラジル))


日本スタメン

_____浅野____興梠_____
中島______________矢島
____井手口____遠藤_____
藤春___塩谷____植田___室屋
________中村________

※交代は後ほど。


試合を通じて、日本の選手に前から奪いに行く強い意識が感じられた。
1失点目の井手口はそれが裏目に出たものだったけど
(バイタルでボランチが確率五分以下のボール奪取を選択するのは軽率としか言い様がない)
チーム全体としては必要なもので、
セカンドボールを殆ど拾えていた事実は、戦い方に大きく影響したと思う。
また、相手が中盤ダイヤモンドの4−4−2から
SBを押し上げてCBとボランチの3枚で組み立てようとしていたのに対して、
日本の4−4−2ハイプレスが気持よくハマッた。
前半の中盤以降はSHを下げたり(これには日本のSHが付いて行き対応)、
後半は中盤をボックスにしたりと、
コロンビアも対応しようとしてはいたけれど、
組み立てという組み立ては許していなかったように思う。

攻撃面では、浅野と興梠の関係が良好だったし、
両サイドでSHとSBの絡みも良く、
再三に渡り好機を作った。
ビハインドになってからは、
大島がパスを捌き、
南野がスペースで受けて起点になっての攻撃が機能。
中島も中央に寄ることが増え、細かなパス回しでコロンビア守備陣を翻弄、
2点差を追いついてみせた。

90分の殆どで日本が主導権を握っていて、
相変わらずカウンターの守備が下手で危ない場面が少なくとも3回あったけど、
正直、何でこの内容なのに気持よく3−0くらいで勝てないのか、と……(苦笑)(笑えない)

引き分けに持ち込んで次戦へGL突破の望みを繋げたのは良かったけど、
この試合単体で見れば、前戦同様に「勝ってなきゃ」という試合だったと思う。



藤春に、触れておかなきゃいけないでしょう。
ヘディングしくじり、トラップしくじり、クリアしくじり
…という逆ハットトリックを達成してしまったわけなんだけど、
チームとして守備が良かったことも手伝って個人でも守れていたと思うし、
武器である足を活かしたオーバーラップも効いていた。
2度の決定機をサクッと決めといて欲しかったとはもちろん思うけど、
その場面で求められる技術を持ってないのは知ってたし、
「ま、しゃーない。そこにきちんと居たのだから次は決めてくれる可能性がある」
というのが俺の感想。
もうひとつ上手く噛み合ってれば2ゴールだったことを、評価すべきだと思う。

塩谷にも触れておこう。
引きずってなくて良かった。
スタメン見た時は不安だったけどね…。




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