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【U-19】日本 3−0 イエメン
U-19アジアカップ/GL(1)
(16/10/14:バーレーン(バーレーン))


日本スタメン

_____小川____岸本_____
三好______________堂安
_____坂井____神谷_____
船木___中山____冨安___岩田
________小島________


※交代は後ほど


立ち上がりこそ普通にハーフウェーライン辺りから来ていたイエメンだが、
能力差は明白で、日本に徐々に押し込まれていく。

しかし日本は、アタッキングサードに入る辺りからまったく有効な攻撃を仕掛けられない。
右サイドで堂安が、中央に出来るギャップに入ってきた三好が、
ボールを受けるや密集にドリブルで仕掛けていく。
(周囲が彼らに他の選択肢を与えていなかった面も多分にあるが)
小川にクサビが入っても周囲が動き出していない。
前線へ顔を出すことのない船木、坂井、神谷、岩田(岩田は後半の終盤だけ改善された)。

ただただボールを持ってるだけでまるで好機を作れずに前半を終えてしまう。

後半開始早々にFKから先制するも、基本的に改善は無かった。
時間を追うごとにイエメンもルーズになってきたことで
前半よりも個の能力が発揮出来たのが加点の理由で、
チームとしての崩しのカタチや狙うスペースの共有は皆無。
個の閃きが重なった部分はあったが、プレーの難しさに精度を欠くばかり
(三好と堂安が中心となった中央での細かいプレー)

また、90分を通じて、
(途中出場の原を除き)とにかく「奪われた瞬間」の守備が弱かった。
簡単にタテに付けられてしまう。
前を向かれてしまう。
ボールに複数人で行ってもパスを通されてしまう。
イエメンの個人能力ゆえ日本の問題で突破された1プレイの後が続かなく、
日本としては「助かった」で済んでいたけど、
これ、GLに同居するイラク、カタールはもちろん、
U-20W杯がかかったQFに出てくる相手であれば、やられてるでしょ…。


とりあえず勝ったことは良かった。
得点3、失点0による得失点差+3も数字としてはまずまずか。

しかし、内容があんまりにあんまりだった。
この内容が「初戦の硬さ」によるものであればいいんだけど、
それにしたって「硬さ」が90分続くようなチームだってことなわけで。




次戦以降でテノヒラクルーさせてくれ。
最低限、U-20W杯の出場権は獲得してくれ。
頼む。





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