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G大阪 1−1 浦和
(PK 4−5)

YBCルヴァンカップ/F
(16/10/15:さいたま)


G大阪スタメン

______アデミウソン______
大森______遠藤______倉田
____井手口____今野_____
藤春___金_____丹羽___米倉
________東口________



浦和スタメン

________興梠________
_____高木____武藤_____
宇賀神__柏木____阿部___関根
___槙野___遠藤___森脇___
________西川________



基本的には、ボールを保持する浦和と持たせておいて堅守速攻を狙うG大阪という
「いつもの構図」。
両チームとも球際やトランジションの意識が高く、
強度のあるいい試合でした。

試合の結果を分けたポイントは
「G大阪の、アデミウソンに代えて長沢という交代」と、
「G大阪がその交代のあとに追いつかれたこと」だと思う。

やはり長沢は自分たちがボールを握れる時の選択肢。
アデミウソンを代えてしまったことでカウンターの怖さが7割くらい減った浦和が
より押し込めるようになり、
守備面の強度を担保する目的もあったとはいえ長沢が守備に回っても
追いつこうとする浦和の勢いを阻害するには至らなかった。

追いつかれてから呉屋を投入、1トップに置いて長沢を左に回したG大阪だったが、
呉屋を走らせるようなカウンターはほぼ無く、
盛り返して遅攻になった時には的となるべき長沢がサイドに居るという悪循環。

試合なのでG大阪に流れがくることもあったけれど、
このチグハグさでは浦和のような相手、決勝というシチュエーションにおいて
なかなか点は奪えないでしょう。

結果として優勝は勝ち取れなかったけど、
PKにまで持ち込んだ守備を、G大阪は評価すべきでしょう。



宇賀神のアクシデントで左に回った関根が、
左足でいいクロスを上げていて驚いた。
あれが蹴れるなら、本格的に左右どちらでも起用出来るぞ。

駒井って、浦和の中にあって一人だけちょっと変なリズムで絡んでる印象。
攻撃面で奏功してると思う。





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