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千葉 0−3 松本
J2/第36節
(16/10/16:フクダ)
千葉スタメン
____エウトン__船山______
井出______________町田
____アランダ___長澤_____
阿部___近藤____若狭___丹羽
________佐藤________
松本スタメン
________高崎________
_____石原____工藤_____
那須川__宮阪____岩間___田中
___喜山___飯田___後藤___
_______シュミット______
立ち上がり、ショートパスを繋いで押し込く千葉。
松本の両翼を押し下げることにもなり、
攻守に奏功していたが、
コンパクトなブロックで対応する松本が
サイドに流れる高崎へロングボールを入れることで
徐々に押し返し始める。
基本的にはこの流れで、
0−3で試合が決まってからは松本のポゼッション練習と化していた。
試合を決定的に分けたのは若狭の退場と後半早々の3点目だったけど、
それ以外の部分でも、千葉はちょっと難しいな…と思うことが幾つかあった。
1つは、攻撃の単調さ。
パスの距離、テンポが全然変わらず、また、相手DFの前でだけボールが動いていた。
人とボールにダイナミズムのある動きが無いから、
時折いいカタチでサイドに出ても、
ただでさえ高さでは分が悪いのに、中央でマークをズラすことも出来ず。
阿部がクロスを入れることを躊躇ったのを、前半で3度は見た。
また、ひたすら高崎に出されるロングボールに対して、
ついぞ彼がベンチに下がるまで有効な手立てを打てなかった。
蹴らせないことも、せめて自由に落とさせないことも、
落としたボールを拾う選手を潰すことも、
何も出来なかった。
そして、苦境に立たされた時に味方を鼓舞する存在が居ないこと。
声ででも、プレイででもいいから、
チームを奮い立たせるような存在が見当たらなかった。
「血の入れ替え」を断行したチームの難しささかも知れないけど…。
今日のスタメンで言えば近藤か船山には、それが出来る選手であって欲しいのだが。
チーム全体が淡白と言ってしまってもいいのかなぁ…。
後半立ち上がりに試合を決めに来た松本に対して受けに入ってしまい、
まんまと3点目を献上したさまに、
試合を集中して観ようという気持ちがちょっと揺らいだよね…。
(逆に言えば、きっちりと試合を決めた松本の、
ここぞという時の心身の強さは素晴らしかったということだね)
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