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日本 2−1 サウジアラビア
W杯アジア最終予選
(16/11/16:さいたま(日本))


日本スタメン

________大迫________
原口______清武______久保
_____山口____長谷部____
長友___森重____吉田__酒井宏
________西川________


HT:久保→本田/64:清武→香川/90+3:大迫→岡崎


前半は大迫と清武が無双。
クサビを引き出し、収め、振り向くなり落とすなりやり放題の大迫と、
自在のポジショニングで周囲と連動しながら常にボールに絡む清武。
25分過ぎ辺りから、相手のショートカウンターに対して後ろがバタつく場面が散見されるも、 とても良い内容だったと思う。

後半は相手のボール保持時間が長くなるも、
遅攻をさせている分にはさほど怖さを覚えなかった。
サウジアラビアの選手はそれぞれがドリブルを持っていたけれど、
正対して迎え撃つのと横からあるいは後ろから追うのとでは話が違う。
トランジションで後手さえ踏まなければやられない感じだった。
唯一、本田の動きとポジショニングが悪いのとで、 2−3−5のようなカタチになるサウジアラビアの、
左の大外の選手(本田が下がって見るべき選手)を使われるとキツかったと思うんだけど、
幸いにしてサウジアラビアの攻撃は右に偏ることが多く、
そこは「俺のサイドで好き勝手はさせんマン」原口が
鬼の戻りから凄まじいボール奪取を繰り返していたのであった…。
終盤の猛攻から失点、1点差に迫られるも逃げ切っての勝利。

「Must 3pts」のミッションを完遂したのでした。



岡崎、香川、本田ではなく大迫、清武、久保という先発は当たった。
(ハリルホジッチにしてみれば総合的に判断した妥当なものなんだろうけどね)
久保は不慣れなSHでの起用に良さを出し切れたは言えないけど、
悪くてもこれくらいは出来るというものは示したと思う。
大迫と清武は先述の通り無双。
原口を加え「彼らのチーム」と言ってもいいデキだった。

原口は本当に素晴らしい。
質量とも抜群の走り、鬼気迫る勢いの守備と必要な場面でエゴを出す攻撃。

バイタルを明けてしまうドイス・ボランチに対しては
役割の整理を求めたい。
寄せた勢いで奪う力は山口の方があるので彼を前に出すべきかとも思うが、
奪ってからが物足りないんだよなぁ…。
(小声で)今すぐとは言わないけど冨安をここで使わないかなぁ…。




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