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熊本 2−1 讃岐
J2/第1節
(17/02/26:えがお)
DAZN
熊本スタメン
______平繁__安_______
嶋田______________岡本
______上里__村上______
片山____小谷__園田____黒木
________佐藤________
讃岐スタメン
_____木島徹__我那覇_____
馬場______________仲間
______渡邉__永田______
西___エブソン__李_____市村
________清水________
90分を通して勢いを感じたのは讃岐。
早めの時間帯で先制出来てさえいれば、大量得点もあり得たのでは。
一方の熊本は、2−0としてからの時間を除いては
慌てず騒がずやるべきことを落ち着いてやろう、という雰囲気。
讃岐に押し込まれはしたものの悲壮感のようなものは無く、
少ない好機を確実にモノにすることでホームでの勝ち点3を手にした。
熊本。
前半は上里に尽きると言ってもいいかも知れない。
ピッチ内の至るところに顔を出し、
ボールを受け、
慌てないでいいぞというメッセージを込めたパスを出し、
左サイドから右で高い位置を取る黒木へと大きく展開するボールを蹴り、
あるいは決定機に繋がる危険なパスを安や平繁へと届けた。
完全にチームをコントロールしていたと言える、素晴らしい出来。
継いで出来の良かった嶋田との絡みもあり、
左サイドを中心とした攻撃が良かった。
後半は2−0としてからは防戦一方になってしまったものの、
齋藤の投入直後には彼の快速を活かそうとする場面もあり、
チームとしてやるべきことは整理されていた印象。
なるべくボールを握り、両SBを高い位置に押し出してのサイド攻撃が基本のチームとみた。
讃岐。
30分辺りから45分までを除いて、躍動感があった。
前半はロングボールで相手を押し下げつつ同時にウラも狙う攻撃と
左サイドを中心としたパス回しの使い分けが効果的で、
特に木島徹、馬場、西が左サイドで絡むと好機の予感が漂った。
いずれの選手も、隙があれば自らドリブルでフィニッシュまで持ち込もうという意識があり、
熊本守備陣を振り回せていたと思う。
後半は2点のビハインドもあって早めのロングボールが多くなるが、
ここで途中投入された原が違いを見せる。
高さはないもののしっかりとボールを収め、繋ぎ、
同じく途中投入の高木のクロスなどを引き出していた。
今日のような内容を続けられるのであれば、
かなり上位まで食い込めるのではなかろうか。
(上位常連チームやJ1からの降格チームにこの内容が出せるかは未知数だけどね)
個人に目を向けると、今日は馬場が惜しかった。
渡邉大剛が中央にいたけど、そこまで効果的だとは思わなかった。
他に人が居るのであれば右に回したいところだと思う。
エブソンは身体能力でサッカーやってるなぁ、という感じで、かなり不安。
1失点目の入れ替わられ方はとても残念なものだった。
原と高木はスタメンに絡んでくる選手であることを示していたので、
今日のスタメンとの共存、使い分けをどうするか。
4−4−2(BOX)で行くなら、馬場、高木と木島徹、原は、同時に3人までだよなぁ。
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