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【女子】日本 1−2 スペイン
アルガルベ杯/第1節
(17/03/01:ベラヴィスタ(ポルトガル))
フジテレビ
スタメン
________田中________
中里______増矢______中島
_____佐々木__阪口______
北川____熊谷__高木____鮫島
________山根________
※交代は後ほど
EUROを控えているスペインと、監督が代わって再構築中の日本というのは理解しているが、
それにしても乏しい内容に終始した。
攻撃では細かなパス回しでボールを握って押し込む、
(そしてポゼッションの割に好機の数は多くない)
守備では連動したプレスで囲い込んで奪い切る。
日本が佐々木則夫時代に志向・実践したサッカーをスペインにやられてしまった。
パスコースを作る動きや意思疎通が無く、
一本通ったとしてもその次が見えないパス回し。
人数をかけてサイドに追い込んでも個々の寄せが甘く簡単にパスを捌かれてしまう守備。
前半の45分もの間修正されなかった、相手3バックのビルドアップに対する守り方。
キャップ数の少ない選手が多い中で存在感を発揮することを期待されたが、
(出しどころがないにしても)簡単なロストを繰り返す阪口。
90分ピッチに居て、その間に要求して修正することは出来なかったのか。
判断と技術の伴わない足元に大きな不安を抱かせる山根。
足元を抜きにしても「覚醒」して貰わねば困るのだが。
勝手知ったる左ではなく(おそらく急遽入った)右ではあるものの、
最後尾からの組み立てに関与出来ない鮫島。
(CBが持った時の角度の付け方なんかは左右でも基本は変わらんでしょ…)
名前を挙げた選手には、ちょっとガッカリした。
若い選手たちと一緒に相手に飲まれてちゃ駄目でしょ、君たちは。
リーダーシップの在り方にはいろいろあるだろうけどさ、
終盤に投入された宇津木が声をかけまくってたのと、
90分ピッチ内に居て何かを変えられる予感をまったくさせてくれなかった彼女らと。
…考えてしまうよ。
高倉監督になって初めて観たんだけど、
過去2回行われた海外遠征の内容はどうだったんですかね。
もし今日と大差ないのであれば、正直、クビが危ないと思うよ。
あまりに何も仕込んでない。
「アルガルベまでは個のチカラを見極めるのに使っていいよ」という
話になっているのであれば、別だけど…。
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