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浦和 3−1 C大阪
J1/第2節
(17/03/04:さいたま)
NHK総合


浦和スタメン

________ラファ_______
______興梠__武藤______
宇賀神___阿部__青木____関根
____槙野__遠藤__森脇____
________西川________



C大阪スタメン

______柿谷__杉本______
関口______________丸岡
_____ソウザ__山口______
丸橋____山下_マテイヨニッチ_松田
________丹野________



浦和強い!
相手FW、DH、SHの間を起点にゆったりとパスを回しつつ、
相手の寄せ方によってサイドでのコンビネーションを駆使したり、
(特に武藤、関根、青木、森脇が絡む右サイドは素晴らしかった)
一発でDFラインのウラを狙ったり、 (武藤の飛び出しが秀でていた)
大きなサイドチェンジで作り直したり。
(蹴るのは槙野と森脇の役目で、正確だった)
とにかく、C大阪の選手が浦和の選手とボールを捕まえられない。
低い位置で何とか引っ掛けて、さぁ柿谷と杉本でカウンターだ、と
顔を上げるや否や、
浦和の鬼のネガトラで一瞬にして囲まれ、また奪われ…。
60分くらいまでの浦和はとにかく攻守に強度があって、 圧倒的な強さでした。
3−0というスコアと60分という時間で少し落ち着くかな、
という雰囲気になったところで
C大阪がCKからポン、と1点を返してからは
山村の前線投入とソウザのほぼ前へ専念というのが一定の効果を発揮。
C大阪はボールを握る時間を増やして押し込むことには成功したが、
印象としては浦和がゆっくりゲームを終わらせていった、という感じ。
鬼のネガトラは無くなっても、
後方でしっかりとした守備で好機を作らせなかった。



ラファエル・シルバ。
「何で浦和に来ちゃうかな、ミシャ式の中で居場所無いでしょ」
と、思ってたんですけど、
トップに入って機能してましたね…。
武藤や興梠との連携も良く、守備もしっかりしていた。
この働きが出来るなら、昨季の新潟はもう少しラクに残留出来たのでは…。
よほど中盤から後ろが攻撃を組み立てられなかったのかしら…。

武藤。
とにかく身体がキレッキレで、
そのことで局面で下した判断の実行に余裕が生まれていた感じ。
プレースキックも悪くなかった。
初めて呼ばれた時以降代表に定着しないのがホント不思議…。

関口。
たぶん、今日いちばんサッカーが楽しくなかった選手だと思う。
浦和の右サイドに翻弄され続け、何も出来ずに交代。

柿谷と杉本。
ちょっと前から追える時は一応追ってはいるものの、
いわゆる「アリバイ」のレベルを脱していないし、
自陣で4−4−2にセットした時に気を抜き過ぎでしょ…。
あれだけラクに自分たちの目の前で起点を作られては、
MFが可哀想である。
浦和の見事なパス回しに一役買ってしまっていた。

ユン・ジョンファン。
山村を前線に投入するというアイデアに驚かされた。
どしちゃったの?と思ったんだけど、ある程度機能してたね。
実は山村はフェイクでしかなくて、
彼を最前線中央に置くことで「中央へロングボール放り込みあるぞ」と
相手に意識させることが目的。
それにより杉本がサイド(主に左)に流れてボールを引き出すことが出来るようになり、
結果として、ボックス付近での仕掛けへと繋げることに成功していた。
(もっとも、最後の仕掛けの質で浦和守備陣を上回ることは出来なかったのだけど)




しっかし、浦和がこのレベルだというのに、
(マリサポにゃ悪いが)第1節で横浜FMが勝ったというのが信じられん。


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