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讃岐 3−0 湘南
J2/第6節
(17/04/02:pikara)
DAZN


讃岐スタメン
________原_________
仲間______馬場_______西
______渡邉__永田______
高木____中島__エブソン__市村
________清水________



湘南スタメン
________端戸________
______表原__斉藤______
奈良輪___秋野__菊地____下田
____島村_A・バイア_岡本___
________秋元________



「湘南がボールを支配し、讃岐は耐えながらカウンターのチャンスを伺う」
力関係を考えれば、誰もがこういう試合展開を予想したと思う。
そして、実際にそういう試合展開になった。

讃岐が早々にリードするという予想外の要素を含みながら。


特に前半、自陣ゴール前の湘南の選手たちに、
何かふわっとした雰囲気が漂っていた。
「隙きあらば」と鋭く目を光らせている讃岐の前線に対して、
ファイティングポーズを構えてすらいなかったような。

開始早々に訪れた最初の機会をきっちり沈めて見せた原、
先制直後のピンチを救った清水、
リードで得た精神面の余裕を油断に繋げずに攻守に集中し続けた讃岐の選手たちは
称えられるべきだけど、
湘南の入り方がふわっとしていなければ、この結果にはなってないよね。

後半開始と同時に二枚替えを行いてこを入れるチョウ・キジェ監督だったけど、
開幕から未勝利で勝ち点3に飢えたホームの相手に対し、
3点は取り返しのつかない点差でした。



讃岐。
人数をかけてくる湘南のサイドの崩しに対し、
讃岐も人数をかけて寄せ、
突破もサイドチェンジも許さなかったのは非常に良かった。
早々の先制点によりチーム全体で割り切れていたこと、
原、仲間が多少のアバウトさであればボールを納めてくれることで
迷わずにクリアして湘南の二次攻撃を回避することに成功。
文句のつけようのない試合運びでした。
この展開なので、ビルドアップとか崩しのカタチ作りといった部分は持ち越しになったけど、
「きっちり守りきれる」「カウンターの鋭さは持っている」ことが示せたのはプラス。
集中を切らさずにクリーンシートで終えたことも、次節以降に大きいのではなかろうか。



湘南。
前節からスタメン5人を入れ替えたということ、、
ジネイが最後までベンチに座っていたことを考えると、
5節までの成績と対戦相手を鑑みて、
テストの要素も強かったのではないか、と、ちょっと思ってる。
主将の高山が前十字靭帯をやってしまったということで、
ピッチ内のリーダーを探してる面もあるのかな。
そして、内容は思わしくなかった。
再三書いている、前半の、自陣ゴール前でのふわっとした空気。
讃岐が撤退していたことを差し引いても感じられなかった、
前へ前へという躍動感。
保持せども縦に入ることのないボール。
引いた相手に対する崩しはベストメンバーを並べても課題となるだろうけど、
それにしても湘南スタイルを見せられなかったね。
目についたのは前線で孤軍奮闘の仕掛けを見せていた表原と、
後半から登場して左サイドの浅い位置から
手前のペナ角へと良質なボールを送り続けた杉岡くらいか。




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