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G大阪 0−1 広島
J1/第6節
(17/04/07:吹田)
DAZN
G大阪スタメン
___アデミウソン_長沢______
______倉田__井手口_____
藤春______遠藤_______オ
____三浦_ファビオ_丹羽____
________東口________
広島スタメン
________工藤________
___F・シウバ__A・ロペス___
清水____野上__柴崎____高橋
____水本__千葉__塩谷____
________林_________
前半は両チーム共に重たい試合展開。
後半になって幾らかギアの入った広島がその勢いで先制して、
リードしてからは「らしさ」で逃げ切った。
そんな試合でした。
G大阪。
守備時5−3−2は「アンカー:遠藤」をフォローするための方法とみた。
後ろを5枚にすることで遠藤の脇に入るボールに対して
CBが躊躇なくアプローチ出来るようになっているし、
IH2枚は走れる選手にすることで遠藤の負担を軽減させている。
2013年辺りから遠藤の守備力に陰りが見えていると俺は感じてるんだけど
それでも攻撃を考えれば彼は必要なわけで、
あまり前に行かず組み立てに専念させるという意味も含めて、
このやり方はひとつの最適解だと思う。
ただし、これだと堂安、泉澤、藤本がプレーするポジションが無い。
ビハインドを受けてオに代えて堂安を投入したけど、
同点だったらこれは怖くて出来ない。
この試合に限れば泉澤を投入した際に遠藤がアウトしたのも良くなくて、
前線の流動性、堂安と泉澤に個での突破を期待してたと思うんだけど、
そういうカタチを生み出す展開を後ろで作れなくなってしまった。
倉田は、遠藤がベンチに下がってしまった時には、
後ろで受けてテンポ良く叩くことに専念すべきだと思う。
それ以前に、堂安や泉澤を投入した時のやり方を、長谷川監督は早く整備すべき。
先に書いたように、スタメンと同じフォーメーションでは
堂安や泉澤を活かすのは相当難しいと思う。
広島。
怪我人続出というのが大きいのはわかるけど、これでは攻撃面で厳しいねぇ。
組み立てられない、サイドを使えない、前線のコンビネーションもまだ構築段階…。
森崎カズと青山の両方が欠けるとかなり厳しいけど、
そんな中で、柴崎が居るのに森崎カズ役を野上に任せたのはちょっと疑問。
…まぁ、野上が青山役を出来るかと言うとそれも無理な話なわけで、
野上の森崎カズ役は使えるメンバーでやりくりする上での取捨選択だったのだろうけどね…。
守備面は問題なかったし、そこは望み過ぎか…。
前線では、フェリペ・シウバがかなり時間かかりそうな印象を受けた。
とにかく動きが無さ過ぎる。
プレーエリアという意味でもそうだし、
スペースに入ってボールが出てこなかった時に全然動き直さない。
1トップ2シャドーで止まってられると、中央がノッキングするだけなんだよなぁ…。
ゴールシーンに見られるように一発があるのはわかったし、
とにかく足元で受けたがるからにはドリブルの技術も持っているのだろう。
でも、今日の内容では程なく出番が無くなると思う。
味方にスペースを消されて工藤も可哀想だったわ。
その一方で、アンデルソン・ロペスは良かったと思う。
広島のやり方をよく理解出来ていて、
中央から右のゾーンで受けて、叩いて、仕掛けてが出来ていた。
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