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【女子】日本 3−0 コスタリカ
キリンチャレンジカップ〜熊本地震復興支援マッチ がんばるばい熊本〜
(17/04/09:熊本県民総合運動公園陸上競技場(日本))
テレビ朝日


スタメン
______横山__田中______
長谷川_____________中島
______中里__阪口______
宇津木___市瀬__熊谷____高木
________池田________


※交代は後ほど。



相手は2015W杯に出場したメンバーが殆どだったそうだけど、
完勝と言って良い内容だったと思う。

アルガルベ杯の時とは見違えるコンディションの良さをベースに、
(連戦を考慮する必要のない初戦のスペイン戦に限定しても「見違える」レベル)
相手が攻撃のスイッチを入れんとするパスに対しての素早い寄せ。
前を向かせず、また、囲んだのにパスで逃げられるというようなこともなかった。
フォアチェックもしっかりしており、
高く保ったDFラインに対して良質のロングボールがウラへ蹴られることも無し。

攻撃面では、大外とそのひとつ内側を使い分けた組み立てで
ノリオ時代のなでしこよりも手数が少なくボールが前に運ばれていく。
良し悪しの話ではなく、 「あ、これが高倉監督がこの代表で目指す攻撃なのかな」
というのが見られたな、という印象。

また、前線の選手と交代出場の選手にはチャレンジする気持ちが強く、
前半で試合が日本のいい流れになっていたことも後押しして、
積極的な仕掛けが目立った。
反対に、コスタリカの交代出場選手は、
試合の流れに乗る、変えるといったことが出来ずに、
日本の躍動感に押し込まれていた感がある。



宇津木の左SB起用は、強豪相手に組み立てが滞りそうな時のひとつのアイデアだと思ってる。
阪口の相方が川村くらい守れて彼女よりも捌ける選手で固定出来るなら、
あるいは左SBにこれという人材が出てこなければ、
常態化するかも知れない。

高木は、今はクラブでもSBやってるの?
SB然とした動きが極めてスムーズで驚いた。
アルガルベの時よりも格段に良いSBになっていたぞ。

中里も良かったな。
ボール保持者の懐に飛び込んでいく動き。
正直、アルガルベでは、
何で呼ばれたのか、DHの選手なのか、わからなかったのだけど、
今日の働きが出来るのであれば問題なし。
(女子はなかなかクラブレベルまで観られなくて…)

GKは、まだちょいちょい試すのだろうけど、
アルガルベに呼んでない選手で「これは」というのが居ないのであれば、
池田が軸でいいんじゃないですかね。




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