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浦和 3−2 札幌
J1/第8節
(17/04/22:埼玉)
DAZN
浦和スタメン
______R・シルヴァ______
______興梠__武藤______
宇賀神___阿部__柏木____関根
____槙野__遠藤__森脇____
________西川________
札幌スタメン
______都倉__菅_______
____兵藤______荒野____
田中______宮澤______早川
____福森__横山__キム____
________ク_________
負けはしたものの充実を感じさせる札幌と、超充実の浦和。
…一言で感想を表すと、そうなる試合だった。
浦和。
常に複数の選択肢を有しながらのオートマティズムで展開される攻撃。
パスの角度の付け方、スペースの空け方と使い方、チームとして仕掛けるタイミング、
中央とサイドの使い分け、etc...
低いラインと守備時5−4−1への変化で
「前半は0に抑えて…」というプランの札幌を、
札幌の守備がザルというのではなく、浦和の攻撃が素晴らしいという内容でこじ開けていく。
後半、札幌が前から来るようになると、
攻撃に掛ける人数は減らしながらも受け身にはならず、
前線に自動的に出来るスペースをしっかりと突いていく。
興梠と武藤はそれぞれもう2ゴールしていてもおかしくない内容だった。
ACLもこなしながらで(こなしながらシーズンを進めて欲しい!)
難しい面もあるとは思うけど、
今季この調子を維持して優勝という結果を得た場合、
「J25年の歴史でも三指に数えられる強さ」と言われるようなチームじゃなかろうか。
札幌。
首位を相手に前半の比較的早い段階で先制点を許す苦しい展開も、
焦らずに、時間とスコアに応じたサッカーを展開。
中盤の選手たちによる、
我慢する時間、点を奪いに行く時間というのを心得てのハードワークは評価されていい。
ディフェンシブサードでボールを奪った後の、
最初のパスの精度や展開力が上がれば、
今日ももっと浦和を苦しめることが出来たと思う。
アンカーに入った宮澤、CHの兵藤は、元来、展開力を持っているからね…。
右サイドで守備から飛び出してフリーの早坂が手を上げてボールを呼び込むも
奪われないで繋ぐのが精一杯でそこに出せなかった…という場面が
今日、何度もあったけど、あそこに出せるようになるかどうか。
浦和のネガティブ・トランジションが秀でていたために出せなかった面もあるので、
他チームを相手になら、あるいは…。
怪我人続出でやりくりが大変な状態らしいけど、
ホームの浦和相手に、腰が引けずにこの内容を披露出来るのだから、
これが維持さえ出来れば、残留争いには巻き込まれないで済むんじゃないかな。
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