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讃岐 1−3 岐阜
J2/第9節
(17/04/23:pikara)
DAZN


讃岐スタメン
_______西__木島徹_____
仲間______________渡邉
______永田__山本______
エブソン__中島__李_____市村
________清水________



岐阜スタメン
古橋______難波______田中
___シシーニョ____永島____
________庄司________
福村___ヘニキ__田森____大本
_______ビクトル_______



試合開始と共に展開される大木スタイルに飲み込まれた讃岐。
繋ぎ倒されるショートパスに翻弄され、
ハイプレスの前にビルドアップがままならない。
岐阜の早々の2ゴールで、試合は半ば決まってしまった。
後半に入り、
岐阜のスローダウン、
讃岐各選手の、岐阜スタイルへの慣れ、
讃岐の、フォーメーションと並びの細かな変更…といった要素が絡み、
pikaraスタジアムでは今季お馴染みとなった、
「力押しで追い上げる讃岐」という光景が見られたが、
イージーなクリアミスから決定的な3失点目を喫してジ・エンドとなった。



讃岐。
高木と馬場がベンチ外の謎。
前半はゼロで凌いで…というプランだったとは思うんだけど、
後半勝負に出るにしてもベンチの陣容は難しいものだった。
この試合でいちばん問われた(そしてこの試合に限らず重要な)部分は
ボールを奪った直後のパスの質。
出し手の判断とパススピード、受け手の動き方。
これを上げていってカウンターの回数を増やすことで、
ゴール、ひいては勝利も増えてくることになる。
この試合は、人と並びの組み合わせを実戦で見ることが出来た、と考えよう。
ユンはまだ厳しいかな…。
ボールを動かすスタイルの岐阜相手とはいえ
(特に後半はカウンター中心でそれほどでもなかった)
簡単に相手選手を見失い過ぎている。
チャレンジの縦パスを狙うなど李のボランチがある程度機能していたことで、
山本の序列は下がったと見ていいだろう。
守備の補強になり切れず、攻撃の一歩目としても満足には程遠いデキだった。
前後半の岐阜のデキの差を鑑みても、李が上位に置かれるだろう。
幸いにして、中島はもうレギュラーとして使える目処が立っている。
また、高木が使えない状況で4バックを採用するのであれば、
その左SBには西を据えた方がいいだろう。
今日はエブソンでスタートしたけれど、
やはり動きがSBのそれとは程遠い。
西(仲間)のFW起用を続けるのであれば、
木島徹と我那覇では、我那覇がスタメンの方が良いのでは。
ロングボールに木島徹を走らせて相手DFラインを押し下げたい、
カウンターで活用したい、
という狙いは理解するけれど、
あまりにボールが前線中央で収まらない。
これでは出せる攻撃の幅も広がらない。
相手が3バックでサイド奥を狙えるのなら木島徹でいいと思うけど、
そうでないのなら、我那覇の方が適しているのでは。
疲弊した終盤、木島徹に代えて我那覇よりも我那覇に代えて木島徹也の方が
相手も嫌だろうし。



岐阜。
前半は、TLでのウワサに違わない大木サッカー最新ver.だった。
テンポ自在のショートパス、狭いスペースで発揮される個性、
挟まれるサイドチェンジ(今日は右から左だけだったけど)と
その先のアイソレーション…。
「ちょっと何かが噛み合っていればもっと勝ち点稼いでるハズ」度合いが
讃岐よりもだいぶ強かった。
福村、シシーニョ、古橋の左サイドと田中のドリブルと、
健在ぶりを示した難波が印象に残ったね。




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