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讃岐 1−1 千葉
J2/第11節
(17/05/03:IAI)
DAZN


讃岐スタメン
________木島徹_______
______仲間__馬場______
高木____渡邉__永田_____西
____中島__岡村__武田____
________瀬口________



千葉スタメン
____ラリベイ__指宿______
______高橋__町田______
比嘉______熊谷______山本
____キム__近藤__多々良___
________佐藤________



90分を通して、ボールを保持しながらハイラインをキープして押し込む千葉と、
それを迎え撃ってカウンターを繰り出す讃岐…という構図で試合は展開。
千葉の攻めが拙かったとも、讃岐がよく守りきったとも言える内容だった。


讃岐。
スタメンCB2枚をサスペンションで欠き、
長期離脱していた岡村を含めフレッシュな顔ぶれとなったDFラインに
大きな問題は無かったと思う。
久しぶりのリーグ戦出場となったGK瀬口も落ち着いたプレイを見せた。
千葉がハッキリとした特長を持ったチームであることと、
ここ2試合の低調な内容とが相まって
カウンター勝負と割り切って、それを遂行出来たのは良かったと思う。
しかし、主将でもあるGK清水をスタメンから外すという「劇薬」に対して、
勝ち点1は見合った結果とは言い難いのでは。
ベンチにもう一人、飛び出していける選手が居ればなぁ…。
(市村は前節の試合中に筋肉系のトラブルと聞いたけど本当なのかしら。
 スタメン右WBに市村で終盤に西投入というのが出来れば、
 勝ち点3の可能性はより高まったと思うんだけど)
(森川はまだ信頼を勝ち得ていないということなんだろうな)
それと、先制点を許したこと以外は全般的に狙い通りの試合運びは出来ていたけど、
もう一歩、試合の流れを見てやり方を考えて欲しかった。
せっかく木島徹が駆け引きの中で多々良と近藤に警告をもたらしたのに、
後半、何でロングボールを右(キム・ボムヨンの方)にばっかり蹴るのよ…。
左に蹴って、多々良と近藤に突っかければ退場に追い込めたかも知れないのに。


千葉。
讃岐の守備が良かったこともあるけど、
それでも攻撃が単調に過ぎたのでは、と思う。
前半はスタメンのフォーメーションにある前の4枚が中央に固まってるだけで
何の変化も起こせず、
讃岐のブロックの外でボールを回して、たまに右サイド山本がクロスに行けるくらい。
後半は幾らか前の4枚(特に町田)に動きが出てきたけど、
それも横へのものだけで、
65分とか70分とかになって讃岐の中央守備にも幾らか綻びが視えてた段になり、
ようやく中央でのコンビネーションが出てきたけど、
本来は自分たちから相手の綻びを作るもの。
また、前半から時折いいサイドチェンジがあっても、
ボールが届いた先でのプレイ、判断が遅くて好機創出の機会を逸していたのも気になる。
得点シーンを見ればわかるように、
サイドチェンジから素早い仕掛けを行えれば好機になりやすいのだけど…。
(得点シーンは、右からのサイドチェンジを受けたサリーナスがアーリークロス、
 讃岐DFが跳ね返したこぼれ球を拾った山本の素晴らしいミドルシュートというもの。
 サイドチェンジでまずはDFの視線は大きく動く。
 そこから早い展開になればボールの動きを自然と追ってしまうし、
 ゴールとマーカーの間に入るという守備の原則に従ってラインは一旦下がるものなんだよね。
 ということは、山本が拾ったように攻撃側がセカンドを拾いやすくなるハズなんだ)
ハイラインもそうだけど、
「押し込んで、高い位置で奪い返して速い攻撃」という狙いがまずはあって、
そこに人数割くために2トップ+2列目中央に2枚だと思うんだけど、
今日の内容……4枚のコンビネーション不足と相手のリトリート……であれば、
2列目中央は1枚、3列目中央に2枚にして、
やや後方からもっと小刻みに相手守備陣を横に揺さぶる方が、
より崩しやすいんじゃないかなぁ。





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