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京都 1−0 讃岐
J2/第12節
(17/05/07:西京極)
DAZN


京都スタメン
_____闘莉王__オリス_____
岩崎_____________小屋松
______吉野__望月______
本多____下畠__高橋____石櫃
________菅野________



讃岐スタメン
________木島徹_______
______仲間__馬場______
高木____永田__渡邉____武田
____中島_エブソン_李_____
________瀬口________



90分を通じてやや京都ペースという試合展開だったのだけど、
京都の良い面が出たという感じではなく、
讃岐の重心が後ろにかかり過ぎていたゆえのもの、という印象。

前半の京都。
風下ながら長身2トップへのロングボールを中心に、
左サイド岩崎がアクセントとなりながら讃岐を押し込む。
しかし、FKから先制したものの、間違っても良い内容だとは言えなかった。
2トップへのロングボールはスペースを狙うようなものではなく、
アークの幅で展開された競り合いはやはり長身の讃岐のCB陣相手に五分以下の勝率で、
仮に落としても4−4−2BOXの中盤で両DHが後ろに重心がかかった中で
まったくと言っていいほど拾えない。

後半の京都。
前半から一転、ショートパスを主体に讃岐を押し込む。
アタッキングサードへの侵入とそこからの仕掛けは数える程だったけど、
最終ラインがハーフウェー付近まで押し上げてのパス回しは
被カウンター時のリスクを軽減するには十分だった。
時間を追うごとに選手を代え、並びを変えで攻勢を強めんとする相手に対しては
冷静な選手交代と試合運びを見せて、
退場者を出しながらも危なげなく逃げ切った。


讃岐。
今日の京都が相手であればボールを握る、中盤で繋いで崩すということが出来たと思うんだけど、
(実際に、前半に数度、いいパス回しから当たっキングサードへの侵入があった)
その回数を増やす方向には、チームが動かなかった。
冒頭にも書いたけど、チーム全体の重心が後ろにかかり過ぎていたと思う。
特に後半は、
相手がショートパス主体に切り替えてきた(=中盤で引っ掛けやすい)という流れと
スコア状況を鑑みれば、
前線に高さのある選手を送り込む前に、
重心を前に傾ける必要性があったと思うのだけど…。
正直、この京都を相手に勝ち点3を奪えないというのは厳しい…。
「やられた感」、まるで無かったんだけどなぁ…。





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