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讃岐 1−0 金沢
J2/第18節
(17/06/11:Pikara)
DAZN


讃岐スタメン
________原_________
仲間___永田____渡邉___馬場
________山本________
高木____中島__エブソン___西
________松原________



金沢スタメン
______金子__佐藤______
中美______________杉浦
______太田__大橋______
宮崎____作田__廣井____石田
________白井________



前半は五分の内容。
奪ってからサイド奥に速く付けてそこに人数をかけて行こうという讃岐と、
ボールを動かしながらハーフスペースのウラを伺う金沢。
互いに前からの守備が厳しくはなく、
慎重と言えば慎重と言えるかな、といった雰囲気だった。

後半は讃岐が試合を支配。
立ち上がりからギアを上げて右サイドを縦のパス交換で度々攻略。
その流れで先制をすると、
追いつかんと前へかかる金沢を冷静に受け止め、いなし、試合終了を迎えた。



讃岐。
4−1−4−1のアンカーに起用された山本が見事にハマッた。
相手の攻撃の芽を摘む守備、ポジトラでロストしない判断力、
機を見て一発で最前線へ通す配球…。
攻守における素晴らしい働きで、
IHに入った永田、渡邉が下がらないで前に留まれる状況を創出。
このことが、特に前半のサイド奥へ付けてからのフォローに良く作用した。
山本…。
もっと前の試合からこの働きが見たかったぜ……。
リードを奪ってからの試合運びも安定。
後半の金沢がバタバタしていたことは間違いないが、
佐藤に入るボールを前半よりも制限するといった修正も見られ、
クリーンシートを達成。
個人的には高木と馬場の走り切る姿勢にも打たれたよ…。
(彼らはいつもやってるけどさ…)



金沢。
引いてきてポストをする佐藤とウラを狙う金子という役割分担、
ハーフウェー付近でボール回しをしながらハーフスペース奥を狙う共有意識。
前半の攻撃はなかなか良い内容だったと思う。
特に佐藤の強さと、中美、宮崎が絡んだ時の左サイドは機能していたのでは。
問題は後半。
ギアを上げた讃岐に対しされるがままだったこと。
ビハインドになってからバタバタして前半のような攻撃が出せなかったこと。
チーム全体がまだ脆いかな、という印象を抱かせた。
山崎、秋葉という途中投入されたベテラン二人は
状況や力関係、起き得る現象を理解していて、
それに則したプレイを見せていたけど、
(クロスの落としに飛び込む山崎、マイナスのクロスを呼び込んでミドルを打つ秋葉…など)
これを出来る選手をもっと増やしたいね。
それから、気になったのは特に前半の、サイドでの守備。
4−4−2でセットする割にはSBの最初のポジショニングが中に寄り過ぎなのでは。
讃岐がサイド奥にボールを付ける状況を、容易に与えてしまっていたと思う。
特別それをケアしなくても、一般的なポジショニングをしていれば、
もっと相手を制限出来ていたように感じる。




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