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イラク 1−1 日本
W杯アジア最終予選(8)
(17/06/13:シャヒード・ダストゲルディ(イラン))
BS1
日本スタメン
________大迫________
久保______原口______本田
_____井手口___遠藤_____
長友____昌子__吉田___酒井宏
________川島________
62:井手口→今野/70:原口→倉田/76:酒井宏→酒井高
早々に先制した日本がある程度引いて「省エネ」の試合運びをした前半。
そんな中でも右サイドでの崩しは機能していて、
このまま推移すれば遠からず0−2に出来そうな雰囲気があった。
しかし後半になると様相が変わってくる。
ビハインドゆえに前半よりも前への圧力を強めてくるイラクと、
押し込まれた状態からなかなか跳ね返せなくなる日本。
次第にハーフスペースを攻略され、
ボックスに侵入する相手に追いすがる場面が増えてくる。
同時に、足を攣る、プレイを続行できない選手も出て来る…。
3枚のカードのうち、戦術的な交代を1枚に限られてしまった状況は
ハリルホジッチも流石に想定外だっただろう。
消耗ゆえか、あるいは経験値の問題か(昌子、井手口、遠藤、倉田のキャップ数…)
イラクの攻撃に対して有効な守り方が出来ないまま、
殆ど完璧にプレイしていた吉田が絡む失点で追いつかれてしまう。
その後、満身創痍の状態ながら「チームとして」勝ち越し弾を狙う姿勢を見せたが
実らずにドローで試合を終えた。
イラク、滅茶苦茶タフだったね…。
ラマダンの期間中だし、流石に先にイラクがバテると思ってたよ…。
前線の選手は収まりさえすればシュートまで持っていけるし、
日本での試合とは違い、
3列目から繋ぐ意識とそれを可能にする技術があり、
そして最前線へ飛び出していく意欲も備えている。
後半は(日本がバテたのもあるけど)それを証明してみせた。
やはり最終予選に残るチーム、油断ならないのだよなぁ…。
日本は、後半、効果的な手を打てなかったね。
これまでも何度か書いてるけど、
ハリルホジッチは試合中に起きた変化への対応力には、
やや難があるように感じる。
今野と酒井高徳は緊急性があってやむを得ない交代ではあったけど、
それでも、修正箇所と方法を託すことは出来たと思うし、
今日のスタジアムの状況であれば、
(少なくとも後半の右サイドには)声が届いたと思うんだよな。
まぁ、勝ち点1はことさら悲観するような結果ではないので、
反省と修正をしっかりして、次、ホームでオーストラリア倒して、
ロシアへの切符を掴みましょう。
久保はシリア戦に続き、何か重たい印象が残った。
本田は、前半はサイドに張って機能していたんだけど、
後半は何故に中に入っていったのか…。
井手口と遠藤は、まぁ、及第点なのかな。
もっとセカンドボールを拾ってくれそうな印象があったけど、
そこまででも無かったし、
どちらも、ボールへ食いついてしまう場面が散見された。
(まぁ、Jで見てるままだから、選ぶ/使う方が悪いという話になるんだけど)
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