menufootballmatch



大分 2−1 讃岐
J2/第19節
(17/06/18:大銀ドーム)
DAZN


大分スタメン
________三平________
_____小手川___後藤_____
山岸____川西__鈴木惇___岸田
___坂井達__竹内__鈴木義___
________上福元_______



讃岐スタメン
________原_________
仲間___永田____渡邉___馬場
________山本________
高木____中島__エブソン___西
________瀬口________



攻守のメリハリがしっかり付いていた大分が、
上々の先制弾から「ある程度ボールを持たせても構わない」というプランを遂行。
選手交代で試合が動き始めた中の失点で崩れてもおかしくなかったが、
直後の勝ち越しで持ち直し、そのまま逃げ切る試合となった。


大分。
試合開始直後は前3枚とそれより後ろの選手の距離が遠く、
讃岐に蹂躙される予感が漂っていたのだけど、15分ほどで修正。
時を同じくして先制弾が生まれ、
あとはプラン通りの試合運びとなった。
低い位置の鈴木惇から右サイドの岸田に出されるロングボールと、
サイドの選手が良い状態で持った時の、中の選手の動きは印象的だった。
基本的には三平が真ん中にどっしりしていて、
ボールやサイドの突破具合により三平の周辺をどう動くか、というのが
整理されているように思う。
川西がDHをやっていて驚いたのだけど、
鈴木惇とのコンビで、守備面での強度はどうかな…。
中盤でのパス回しが上手いチームに対しては、かなり厳しいのでは。


讃岐。
まぁ、ずっと変わらないけど、最後のところの精度、だよね…。
大分サポには申し訳ないけど、今日の大分相手だったら3点くらいは欲しいところ。
今日は特に原が周りとリズムが合ってないように感じたのだけど、
大分が見せていたような、前線の選手の動き方の整理がもっと為されて欲しい。
前半、ボールを持たされていたのはこれからの部分なので、
あまりどうこう言う気はない。
最近になって中盤で失わずに繋げるようになってきたばかりで、
例えば短い縦のパス交換で揺さぶったり、
DHをおびき出すような回し方をしたり…という部分を
この試合でいきなりやれ、というのは求め過ぎだと思う。
(大分のところでも書いたけど、そういうのが出来るチームであれば、
 川西と鈴木惇のDHは容易に崩して行けると思う)
(同時に、立ち上がり15分くらいまでの大分の選手の距離感なら、
 今の讃岐でも蹂躙することは可能だったとも思う)
先制ゴールを許したシーンでの大剛と、
交代出場した松本のスピードに最初の3プレイくらい戸惑っていたのと以外は
守備も集中して好機を作らせていなかったと思うし、
勿体無い試合だったなぁ…。
今日の試合展開であれば、逆転勝ちしていなければいけない。

GKが瀬口で驚いた。
普通に考えれば転機とすべき試合で勝利に貢献した松原が継続して起用されるところ。
勝ったものの不安定だった…というようなこともなかったしねえ。
松原がコンディション不良だった可能性を除けば、
この起用から考えられるのは、
北野監督の中では瀬口と松原では瀬口の序列が上で、
且つ、そこには大きな差があって、
前節は瀬口に対する喝だったということ…だと思うんだけど、
正直言って、瀬口が松原よりも圧倒的に優れてるとは思い難いなぁ。

まだちょっと身体が重そうだったけど、市村が復帰したのはとてもいいニュースだし、
新しい波が出来つつあるチームで出番が減っていた木島徹にゴールが生まれたのも良かった。




menufootballmatch