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川崎 1−0 広島
J1/第15節
(17/06/17:等々力)
DAZN


川崎スタメン
________阿部________
小林______中村__エウシーニョ
______大島__E・ネット___
車屋_エドゥアルド_谷口____登里
________チョン_______



広島スタメン
________皆川________
______柴崎__A・ロペス___
柏_____丸谷__青山__ミキッチ
____水本__千葉__野上____
________林_________



共に「らしさ」を見せた90分で、密度が濃かったように思う。
拮抗した内容の中で川崎が勝利したという事実が、
今季の、ここまでの両チーム(と言うか広島)流れを反映しているのか…。


川崎。
前線のポジションレスとシュートパスを繋ぐスタイルはいつも通り。
主にE・ネットがクサビを入れて中央をしつこく狙った前半と、
前半にまったく使わなかったサイド奥への侵入を立ち上がりから試みた後半。
HTでの修正でこうなったのか、意図してのものなのか。
試合直後、DAZNでの鬼木監督インタビューを聞く限りでは前者のようだけど、
どちらにせよ、前半の中央偏重がボクシングのジャブに当たる役割を、
90分の中で果たしたと思う。
試合終盤は広島の変化に合わせて奈良を投入、
3バックにして対応して逃げ切りに成功。
この選択肢を採れて、遂行出来たのは前任者との違いだよね。


広島。
森保政権におけるアベレージは出せていた試合だと思う。
コンパクトな5−4−1守備と、
青山、柴崎で流れをコントロールしながらサイドでのアイソレーション。
現状でもそんなに悪くないと思うんだけど、
(今日の試合だけ見れば、今季の成績は見合ってないと感じる)
皆川が、ウラ取りで青山からロングボールを引き出せないのであれば、
(そういう選手じゃないよね)
ポストプレイでもって攻撃に「中央」という選択肢をもたらしてくれると、
もっと攻撃に幅が出てラクになるのかな…。
終盤は4−4−2にシフトして川崎ゴール前に迫っていたけど、
これはまだ攻撃特化のオプション段階なのかな。
現状を考えれば、スタートから採用していてもおかしくはないからね。
それをしないということは…と推察。




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