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水戸 2−1 讃岐
J2/第20節
(17/06/25:K's)
DAZN


水戸スタメン
______前田__林_______
外山_____________佐藤弘
______内田__今瀬______
佐藤祥___福井__細川____浜崎
________笠原________



讃岐スタメン
_______原__馬場______
仲間______________渡邉
______山本__永田______
高木_____李__エブソン__市村
________清水________



前半は互いに慎重と言える立ち上がりだったが、
長めのボールが両陣地を行き交う中、水戸がじんわりと流れを掴み出す。
シンプルなサイド攻撃からのクロスは特に右サイドに威力があり、
浜崎、そしてリスタートも含め佐藤弘が危険なボールを讃岐ゴール前に送り込む。
しかし讃岐も復帰した清水、強さを見せるエブソンを中心に跳ね返し、
また、セカンドボールへの集中も切らさずに凌ぎ続ける。

後半は立ち上がりから讃岐。
前からの圧力を強め高い位置でのボール奪取を増やすと、
馬場、渡邉らで好機に繋げ、73分、ついに先制に成功。
ここから試合が一気に動き出す。
即座に守備を考えた交代を行う讃岐。
それに対し2枚替えで攻撃へ大きく舵を取る水戸。
すかさず同点に追いついてイケイケに。
市村の負傷を含め手当てを施す讃岐だったが、
12試合負け無し且つ4連勝中でホームを戦う水戸の勢いが止まらない。
最後は投入されたばかりの船谷がFKを直接叩き込んでの逆転勝利となった。

前半の我慢比べから後半の大きな動き。
変化する状況に合わせて切られる交代カード。
緊迫した、面白い試合だった。



水戸。
やや中央からの攻撃が弱いかな、という気はするけれど
(怪我で欠場となった橋本が居ればまた少しは違うのかな)
相手を見ながらどこからでも攻められるよ、という感じのチームだった。
今日は、右サイドの佐藤弘の右足が素っ晴らしかったね。
終盤、彼がベンチに下がった時は、
代わって出てくるのが船谷と言えどもラッキーと思ったものさ…。
ウワサの前田大然は、ゴールこそ無かったけれど、
そりゃウワサになるよね、というものを見せてくれた。
身体の強さ、ゴリゴリと力強いドリブル、鬼のチェイス、上手くて強いチャージ…。
個人昇格も十二分にあるレベル。


讃岐。
無失点で凌いで、後半にギア上げて、上手いこと先制して、
交代も理に適っていたと思うんだけど…。
(西と武田を失点前に代えられなかったか、という意見を見たけど、
 まずは岡村が選ばれたわけで、
 そこから順次代えていくまでに耐えられなかったという話なんだよね。
 あの2枚替えも、たぶん武田に関しては予定外の同時投入だったと思う。
 そんなに同時に選手交代してたら、ピッチ内で調整出来ないよ)
先制直後の時間帯を凌げなかったのが痛かったねぇ…。
今日は踏んだり蹴ったりの市村が、
前述の前田の鬼チェイス&強烈チャージで奪われたところから、
「香車」として投入された湯澤にやられるという…。
交代選手にやられるのは、より相手を勢いづかせてしまうよね…。

はー。
今日みたいな試合でも勝ち点1すら拾えないかー……。
キツい…。

原の活かし方というのは、確かにもっと考えた方が良さそうだな…。
彼はもっと破壊力を持っているハズ…。




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