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F東京 1−0 神戸
J1/第22節
(17/08/13:味の素)
DAZN
F東京スタメン
_____大久保嘉_前田______
______東____橋本_____
太田______高萩______室屋
____丸山__チャン_徳永____
_______大久保択_______
神戸スタメン
渡邉____ポドルスキ_____小川
_____藤田____田中_____
________高橋________
橋本____渡部__岩波____藤谷
________キム________
「凡戦」の一言でいいかな…。
前半。
スタメンの並びでF東京の虚を突いて優位に試合を始めるも
アタッキングサードで怖さを出せない神戸。
まったくボールを運べない状況に対し
修正を施そうという気配がまるで感じられないF東京。
後半。
流石に前半の終盤はF東京の慣れもあって攻撃のペースが落ちていたとはいえ、
先に動いて(ハーフナー投入)流れを相手に引き渡してしまう神戸。
…この指摘は結果論じゃないかと言われそうだけど、
前半に主導権を得られていた要因(前線の流動性)を
自ら手放したのだから、こうなるのは自明。
神戸の失策で攻撃できるようになったF東京だったが、
室屋がタイミング良くウラへ走りパスを引き出す以外は
相も変わらずアドリブのみの攻撃。
とりあえずF東京が勝ったけど、
何かで神戸を上回った感は皆無だったなー…。
MOMは、J1デビューとなった大久保択で異論は無いと思う。
F東京。
高萩アンカーでも別に高萩に集めるわけでもなく。
2トップ+IH2枚なのに前から狩りに行くわけでもなく、
最初から最後まで連動出来ずに中盤でもさほど圧力をかけられず。
3バックで両翼を押し出した割にそこを使う意識は特に強くもなく。
神戸の並びの前にボールを運べない状況を45分間放置するベンチ。
(前半の終わり頃に大久保嘉が自分の判断で降りてきて幾らかマシに。
後半は神戸が勝手に崩れたけど大久保嘉と代わる代わるで前田も降りてきて
何とか前に運ぶカタチ(らしいもの)を形成しようとしていた)
後半にウタカと中島を投入出来る選手層で無理やり点を取ってる感じだなぁ。
今季観た第1節、第12節と較べてみて、
攻撃は相変わらず、前線〜中盤の守備は緩くなっている印象。
シーズン終了後の順位に関わらず、篠田監督は今季いっぱいだろうな。
神戸。
スタメンの並びでF東京の虚を突いたのは「やっぱネルシーニョだな」。
後半アタマからのハーフナー投入に「やっぱ今季のネルシーニョだな」。
ポドルスキと周囲が馴染んでいれば、今日は前半で試合を決めていたと思う。
その意味では、問題点はそこだけ。
田中、藤田というIH2枚でありながらも
前線の3枚が流動的に動き、アタッキングサード手前でもボールに関与したことで
攻勢を生み出せてはいた。
…その先は前述の通りだったわけだけど、
まぁ、フィニッシュの部分はもう少し時間がかかるか。
しかし、その「もう少し」がどれだけかなんだよなぁ。
もうシーズンは半分も残っていない。
ポドルスキの、
「欲しいタイミングで欲しいところに出てこない」
「出せるタイミング、出されたら相手が嫌なタイミングで周りが動いてない」
みたいなやつを、この試合で何度観たことか…。
ポドルスキの感覚がいついかなる時も正解だとは言わないけど、
出てこなかった、出せなかった場面で、もし出ていたら。
チームとして、ゴールへと迫る怖さは増していたように思う。
今のところ、ニウトンだけが唯一の感覚共有者。
次の試合では、藤谷は走るだろうな(苦笑)…という感じ。
俺、このカード、神戸ホームを観てるんだな…。
それに気付いてたら、今節、違う試合を観てたわ…。
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