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柏 1−1 新潟
J1/第24節
(17/08/26:日立台)
DAZN


柏スタメン
ロペス___クリスティアーノ__伊東
________キム________
______古賀__大谷______
ユン____中山__中谷____小池
________中村________



新潟スタメン
________タンキ_______
山崎____ガリャルド_____ホニ
______加藤__磯村______
堀米____ソン__大武____矢野
________大谷________



性急に過ぎた柏とボックス内を攻略出来なかった新潟。
どちらの選手も判定にフラストレーションを抱えていたように見えた90分だった。



手塚不在の影響なのか、
行けてしまうから止まらなかったのか、
とにかく攻撃が忙しなかった。
ハモン・ロペスもクリスティアーノの伊東も、
それでも突破出来てしまうから脅威なんだけれど、
単調だった面は否めない。
中盤でもう少しコントロール出来れば、
キム・ポギョンにはその仕事が出来るのでは…と思ったのだが、
前線へのサポートを意識していたのか、
キム・ポギョンは繋ぎにはあまり関与することが無かった。
小池の走力は凄いねぇ。
試合開始から右サイドでアップダウンを繰り返しながら、
終盤になっても、クリスティアーノらによる高速カウンターに、
最後尾からしっかりとサポートに走っていたのは評価されるべき。
それと、ドローで終われた功労者の一人として、
中村の名を挙げないわけにはいかない。
幾つかあった強烈なミドルを、二次攻撃を受けない方向へしっかり大きく弾くなど、
今季の充実が感じ取れるプレイぶりだった。
2枚目の警告で前半のうちに中谷を失ったことも含めて、
まぁ、こういう試合もあるか。
これが上位相手に起きて勝ち点0で終わる事態にならなかったことを、
幸運と捉えるべきかも知れない。



新潟。
ほんの少しのところで勝ち点3に届かなかったけれど、
(柏に前半のうちから退場者が出たことは考慮すべきだが)
攻撃面は向上していると思う。
何と言ってもドウグラス・タンキの存在が大きい。
彼の高さ、強さが最前線にあることで、
フリーマンに戻したガリャルドがより自由を享受。
加藤と共に左右にボールを配り、
守備が手薄になっている箇所から崩そうという意識が見えた。
ただ、左の山崎は、彼自身の長所がドリブルにあるのはわかるけど、
タンキが居る時には、もう少しシンプルにクロスを選択してもいいかな、とは思った。
後半、左SB堀米が殆ど上がりっ放し&山崎がハーフスペースに位置しての、
右めで作って加藤が左に振っての崩しが実らなかったのはツラいね…。
タンキを下げたことが要因じゃないかと思うけど。
(富山でなくタンキのままだったら、古賀(鎌田)は、
 小池のヘルプに行きづらかったのでは?)
守備面は、柏の単調さに助けられてたなぁ、と感じる。
もちろん、それでも何度もやられかけてたんだけど、
緩急がついた上でのあの速さだったら、
もっと対応出来てなかったと思う。
最終ラインの個の能力もだし、
加藤と磯村では、ちょっとフィルターたり得ないし、
2列目も3人のうち2人がガリャルドとホニじゃなぁ…。
残留は相当難しい状況だと思うけど、
試合前の呂比須監督がコメントしていた
「なるべくゼロの時間を長くして、カウンターとかセットプレイ」だなんて
言ってないで、
殴り合いをした方が、まだ可能性が高くなると思う。
で、残れても、残れなくても、呂比須監督とは今季でサヨナラした方がいいと思う。




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