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讃岐 2−2 福岡
J2/第31節
(17/09/02:Pikara)
DAZN


讃岐スタメン
_____木島徹__馬場______
仲間______________渡邉
______高木__永田______
アレックス_岡村__アラン___武田
________清水________



福岡スタメン
__ウエリントン__仲川______
山瀬__________ジウシーニョ
_____ウォン__三門______
亀川____岩下__冨安____駒野
________杉山________



珍しく強風が吹き付けていたPikara。
風も味方に付けた攻撃から先制した福岡が手堅い試合運びを見せるが、
試合終盤、讃岐の粘り強い攻撃が結実。
ドローでタイムアップを迎えることとなった。



讃岐。
ウエリントンを抱える福岡相手に、この風はキツかったね。
サッカーが前半と後半で陣地を入れ替える競技で本当に良かった。
それから、この試合が讃岐ホームなのも良かった。
福岡ホームだったら、福岡はもっと畳み掛ける試合展開を選択したのではなかろうか。
もしそうなっていたら、前半終えて0−3みたいなことになっていても
おかしくなかったと感じている。
それくらいに、強風(風上)+ウエリントンは脅威だった。
自分たちが焦って取り返しに行かなかったことも含めて、
前半を0−1で折り返したのは割と良いめの結果だったと思う。
後半、今度は自分たちが風上に立ったことでラインが上がり、
前半以上にトランジション合戦に持ち込み、
2失点目を喫しこそしたけど、
そこで現在順位、失点の少なさともリーグ2位の相手に対して五分に渡り合えていたことは、
今後の自信になるのでは。
複数の選手で狙いどころが被る等の自分たちの問題と、
福岡守備陣の最後のところの堅さとで
0−2の敗戦が濃厚かと思われた終盤に、
今季序盤のPikaraに頻発していた
「特に何かを変えたわけでもないのにゴリゴリと相手ゴール前へ迫れるようになる」現象が起きて、
82分、86分の連続ゴールで同点にまで至ったのにはシビれた。
連勝は止まったものの相手は2位の福岡。
5連勝の間の相手よりも明らかな格上であるわけだし、
このドローは上々の結果と言えると思う。

今日は高木があんまり良くなかった印象。
福岡とのトランジション合戦の中で、一人、テンポに置いて行かれていたと言うか。
攻撃が珍しく右サイドに大きく偏っていたのは、
ここに原因があるのでは。
そんな高木との交代で西が途中投入されたけど(右SH)、
上手く回っている今のチームにおいて、
どこに置けば活かせるかとう問題が生じていると思う。
個人的にはファーストトップ(木島徹の役割)だと思うが、どうだろうか。
木島徹は右の足首が思い切り内側に入って地面に突いてたね…。
次節以降に影響が無いといいけど。



福岡。
ただでさえ高さと強さ(速さも)があるウエリントンに、
風上という好条件。
序盤の「何となくハイボール=勝手にウエリントンへの悪くない配球になる」と
山瀬が少し中に入ってその外を亀川が上がる左サイドとの使い分けによる攻撃は流石だった。
スタメン表記では一応2トップにしてるけど、
実際には仲川はかなり広範囲に動き、
ウエリントンにより福岡が主体的に決定した相手のDFラインの
手前、ウラと自在にボールを引き出していた。
テクニックに加え仕掛けていく姿勢も良し。
三門とDHを組んでいたウォンは、
DF登録であることも納得の武闘派という感じで、
強い当たりの潰しを何本も見せていたな。
今日の福岡が手堅い試合運びを選択したのは、
彼がスタメンで三門とDHということと無関係ではないと思われる。
反面、展開力という部分では三門とのコンビではちょっと貧弱だね。
右サイドでは散発的にしか攻撃出来なかったのもそこにあるな、と。
(それでもきっちり先制点に繋がるクロスを入れる駒野という超優秀な選手よ…)
現在はちょっと停滞してるみたいだけど、
基本的には堅いから大崩れはしないだろうし、
PO圏から滑り落ちることは無いでしょう。
ただ、クラブとしては自動昇格圏内に留まりたいだろうし、
そのためのエウレー獲得なのは間違いない。




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