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広島 1−1 札幌
J1/第28節
(17/09/30:エディオン)
DAZN
広島スタメン
___F・シウバ__パトリック___
柏____________A・ロペス
______稲垣__青山______
椋原____水本__千葉____丹羽
________中林________
札幌スタメン
________ジェイ_______
_チャナティップ___都倉_____
石川____宮澤__荒野____早坂
____福森__横山__菊地____
________ク_________
やろうとしていたサッカーをより表現出来ていたのは札幌だが、
結果を引き寄せるほどのデキではなかった。
広島は、チームとしては終始ピリッとしなかったものの、
札幌のミスから良い状態で前を向ければ、個の能力から好機に繋げていた。
ドローは、両チームに対してフェアな結果だったと思う。
広島。
2CB+DH片方ないしは両方で中央で回してから外側のSBへ。
SBに入るとボールサイドのDHとハーフスペースに位置したSHで前線へ。
…という狙いだったと思うんだけど、
札幌の前線3枚の守備を前に、これが殆ど上手く行かず。
しかし試合中に修正する素振りは無く、
ゆえに攻撃は相手のミスから、トランジションで上回れた時からに限定。
前4枚が前を向いてボールを持てれば、
個の仕掛けで、中央に入りながらワンツーでいいカタチは作れていたけど、
札幌が3バック+2DHで築く中央の守備に突っ込んでいくことになるわけで、
決定的な崩しへと至ることは無かった。
SHが絞ったポジショニングをしているのにSBの攻め上がりを有効に使うことも少なく、
この試合が始まるまで直近5試合負け無しというのは、
俄に信じ難かった。
うーん…。
柏は、サイドに張ってた方が嫌な選手だと思うけどなぁ…。
札幌。
広島の前線守備が強くないのは間違いないけど、
それを差し引いても、思ったよりボールを持てるようになっていたな、という印象。
福森を押し出した2.5バック状態でのボール回しから、
中央のジェイへの楔(ジェイの下でチャナティップ、ジェイの横ないしウラで都倉が連動)、
チャナティップ、石川に宮澤辺りが福森に絡んでの前進、
回数は少なかったけど右サイドへの大きな展開…と、
複数の侵攻ルートで、相手ゴール前へと迫るカタチは見せていた。
あとはアタッキングサードでの精度ということになるか。
それと、特に後半、奪ってからの最初のパスの精度の低さが目立った。
ここが改善されれば、攻守にもっとラクになれると思う。
守備面では、広島が勝手に手こずってた感じで、
前3枚が特別に「対広島」という守り方をしていたとは思わなかったけど、
どうなんだろうな。
ジェイは、トップコンディションではないのかな。
千葉と水本は共に代表経験のあるCBだけど、もうちょっと良い状態で勝負出来そうな気がした。
チャナティップは、前に観た時より更に良くなってる印象。
リーチの短さとパワー不足で決定機に至らなかった場面が幾つかあったけど、
工夫してこれを決定機に繋げられれば、もっと重要な選手になる。
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