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愛媛 2−1 讃岐
J2/第37節
(17/10/15:ニンジニア)
DAZN


愛媛スタメン
________丹羽________
_____河原____近藤_____
白井____藤田__田中____小暮
____浦田__林堂__玉林____
________パク________



讃岐スタメン
______馬場__原_______
仲間______________渡邉
______高木__永田______
アレックス_岡村__アラン____西
________清水________



70分までは素晴らしい守備で試合をコントロールしていた讃岐だったが、
運動量の低下と時を同じくして愛媛の打った手に呑まれてしまう。
怪我上がりの主将・小島が途中投入から反撃の狼煙を上げ、
エースFW・河原が逆転ゴールを叩き込むという劇的なシナリオで
前節までの3連敗から脱却。
同時に、J2残留を確定させた。



愛媛。
怪我上がりという事情も絡んでいたとはいえ、
小島の投入を引っ張りに引っ張った上に
相手に高さという新たな懸念材料を与える有田とセットで行った
間瀬監督の采配が見事だった。
オープンになりだした中で適切にパスを振り分ける小島の存在により
サイドからクロスまで持ち込めるようになり、
その結果の2得点。
小島・有田投入後は、
本当にホームスタジアムに駆けつけたサポーターに歓喜をもたらす内容だった。
が。
翻って、小島・有田の投入前である。
讃岐のプレスを上手くいなすことが出来ず、
トランジションでは常に後手を踏み、
セットされると判を押したように右へ預けては狩られる…。
もし小島が試合に出られる状況でなかったら、
讃岐の運動量が実際の試合と同じように落ちていっても、
それまでの70分と同じ内容で終わっていたと思う。
後ろでのボールの回し方や中盤より前の選手の顔の出し方に
工夫が無くては。
1トップ2シャドーでやっていてシャドーがボールに関われない、
前を向いてボールを持てないというのはキツいよ。
それと、フィジカルコンタクトのところで
チーム全体がジャッジに対して不満を抱いていたのが見て取れたけど、
(本当はおかしな言い回しなんだけど)その日の基準に対応しなくちゃいけないし、
当たりの強さ以前の問題として、
身体の入れ方がチーム全体で讃岐の選手に劣っていたと思うよ。



讃岐。
行けるのであれば前から連動したプレス、
無理なら引いて4−4−2でセット、
トランジションでは速く、強く。
70分までは、本当に見事に、守備で試合をコントロールしていた。
試合を決定づけられる好機を逃したこと(木島徹)、
その直後に追いつかれたこと、
同点ゴールを許したのが相手の最重要選手だったこと、
アウェイであること…。
色々重なって、一気に呑まれてしまったね…。
恐らく、同点ゴールの有無に関わらず我那覇と荻野は投入されてたと思うので、
本当にあの同点ゴールだけだったな、と思う。
呑み込まれた中で大剛が「ラクになりたい」とゴールキックにしようとしたのも、
心情として理解できるので責める気になれない…。

今日みたいな試合をきっちり勝ってたのが8月から9月にかけてで、
今はそういう「いい波」では決してないということだと思うんだけど、
とはいえ、いいサッカーは出来ていたのだから、
チームとして悪い状態ということでもない。
次節以降も、この内容を(出来れば90分間)保って行こう。

……残留確定への道はなかなかに険しい(SLAMDUNKの仙道ふうに)




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