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甲府 1−1 F東京
J1/第29節
(17/10/15:中銀)
DAZN


甲府スタメン
____ドゥドゥ__リンス_____
_____田中____小椋_____
________島川________
松橋_E・リマ_新井__新里__小出
________河田________



F東京スタメン
________ウタカ_______
_____永井_____ユ_____
太田____高萩__東_____室屋
____丸山__チャン_徳永____
_______大久保択_______



前半は5−3−2からの堅守速攻を遂行出来ていた甲府だったが、
前半終了間際にウタカの退場で10人となったF東京に対して
後半は攻守に拙いサッカーに終始。
勝ち点2を自ら手放したと言っていい結果となってしまった。



甲府。
前半は今季貫いてきたサッカーをそのまま表現していた。
5−3−2で堅く守る。
奪ったら2トップに速く付けてIHとWBが走る。
状況により前からのプレスも交えられるようになっていて、
良い内容だった。
ところが後半、早い段階でリンスが下がった5−4−1にシフトして
退場者を出して4バックにシフトした相手に対し、
CBがロングボールを蹴る選択肢を与えてしまう。
(その状況を良しとしない小椋が個の判断で度々前に出て守ろうとはしていたが)
4枚にした中盤のブロックは飛ばされ、
DFラインが能力に勝る相手攻撃陣のゴリ押しを真正面から受け止めることに。
攻撃面でも、ベンチからの「幅を使え」という指示がまったく聞こえていないかのように
性急に縦へボールを入れてはロストを繰り返し、
数的優位にあることをまったく活かせない。
局面局面で2トップのコンビネーションが光ったり、
田中や松橋の飛び出しがあったりはしたけれど…。
島川が兵働であればもっと上手く試合をコントロール出来たのかなぁ…。
もちろん島川だけの責任じゃないんだけど、
少なくとも後半の攻撃面では、上手くやれていたのでは。



F東京。
この時期になっても「何も無いなぁ」という印象は変わらず。
甲府の5−3−2を相手にしたのなら、
SBの前、サイドのDHの横のスペースを自分たちのWBで使えば
簡単に好機まで持っていけると思うんだけど、
最後尾でボールを回してる間に何故か下がって来てしまう太田…。
一応は1トップ2シャドーでのスタートながら
すぐにボックス幅での3トップ状態になり
後ろからボールを引き出せない前線…。
ウタカが引いてきてトップ下然として振る舞う、
永井がDFラインのウラを狙ってロングボールを引き出す…といった動きも
あるにはあったけど、
「それで崩していくんだ」という共通理解のもとにあるものではなく、散発的。
後ろでのボール回しは所謂各駅停車で、
甲府の中盤3人の疲労を誘うことも出来ず…。

今日は甲府のおかげで勝ち点1を拾っただけ。
来季の監督に期待という感じです、ハイ。




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