menu>football>match
札幌 1−2 鹿島
J1/第31節
(17/10/29:札幌ドーム)
DAZN
札幌スタメン
________ジェイ_______
_チャナティップ____都倉____
石川____荒野__宮澤____早坂
____福森__横山__菊地____
________ク_________
鹿島スタメン
______金崎__土居______
レアンドロ___________遠藤
______三竿__レオ・シルバ__
山本____植田__昌子_____西
________曽ヶ端_______
他会場の結果も絡むものの勝てば残留が確定する可能性がある大一番で、
ホームの大声援に押された札幌が力強く王者に挑み、
そして70分で力尽きた。
しかし、終わってみれば「鹿島強し」ではあるものの、
札幌はコアではないファンを掴むのに十分な戦いを見せたと思う。
面白かった。
札幌。
試合開始早々から高い強度で王者・鹿島にがっぷり四つ。
攻撃面では福森を起点としてのロングボールとサイドアタックを使い分け、
チャナティップをアクセントとし、
守備ではハイプレスと引いてからの粘り強いスライド。
本当に、70分手前くらいで体力がガクンと落ちたところまでは素晴らしかった。
この試合での鹿島との差を端的に書くと、
中盤〜前線のボールを回す/キープする技術がいちばんかな。
結局、体力がガクンと落ちてしまったのは
相手に振り回されてしまったことが原因だからね。
それと、個人的には、
ビハインド時に都倉に代わって金園、というのは厳しいと感じた。
高さも、プレーの幅も、金園よりも都倉でしょう。
点を取りに行くシチュエーションで、
異なる大きな特長があるわけでもない、スケールダウンしてしまう選手の投入というのは
ちょっと、ね…。
立ち上がりから果敢に挑んだ姿勢は素晴らしく、
観ていてとても面白い試合にしてくれたのは間違いないけど、
90分を通してゲームをデザインするのであれば、
金園スタメンで前半はやや守備的でもリードされずに折り返して、
後半で都倉…なんて考え方もあるよな。
まぁ、終わってみれば何とでも言えるでしょ、という話です、ハイ。
鹿島。
相手はどうあれ、やっぱり鹿島は鹿島だな。
札幌の出足の良さを見てまずはがっちりと受けて、
前半のうちにきちんと盛り返し、
大岩監督の「後半の入り方」というコメントの通りに先制してみせる。
流動的な前線と高い位置まで上がるSBでサイドでの数的優位を作っての崩しや、
サイドから斜めに入れる楔を活かしての攻撃。
金崎の執拗なDFラインとの駆け引きは決勝ゴールに繋がった。
まー、強いスわ。
サイド攻撃を上手く引っ掛けた時に素早くSBが上がったスペースを突きたいところだけど、
鬼のネガトラでパスを出させず、
出せたとしてもCBが時間を稼ぐわずかの時間に風のような帰陣…。
今日の札幌のように立ち上がりから仕掛けて、呑み込んでしまうのがいいのかもなぁ…。
(それも、1点では足りない)
menu>football>match