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讃岐 1−1 松本
J2/第40節
(17/11/05:Pikara)
DAZN


讃岐スタメン
_____木島徹__馬場______
仲間______________森川
______永田__山本______
アレックス_岡村__イ____アラン
________清水________



松本スタメン
________高崎________
_____石原____工藤_____
那須川_パウリーニョ_岩間___田中
____安川__飯田__橋内____
________村山________



テンポの速さが90分持続した試合は、
松本の先制までとその後とで展開が様変わり。
粘り腰を見せた讃岐に対して失速した松本と評するべきか。
セカンドボールを拾えていたチームが優勢に立つという、
ある種のわかりやすさが見えた試合とも言える。

讃岐の清水、松本の村山、共に至近距離でのシュートストップが数本。
素晴らしかった。



讃岐。
基本的には中央を閉めるという守備意識で試合に入り、
前半は好連携を見せていた相手の右サイド(那須川と石原)へ、
終盤のオープンな展開ではポジションを捨てたカバーリングで、
粘り強い守備を披露。
失点後に前へ出る意識が強くなると、以降は走り勝ったという印象。

ここに来て、武田のロングスローが以前にも増して強力な武器になっているのは、
役割が整理出来ているから。
ここに放り込んでこういう感じで競るとこの辺にこぼれることが多いから…みたいなのが
「今、そんなに高さがあるわけじゃないけど決して事故待ちの放り込みではない」
という期待感を生んでいる。
これがエブソン、李を主軸にしていたシーズン当初から成されていれば…と
つい思ってしまう(苦笑)

今日はJ初ゴールということを除いても、森川の起用が当たったねぇ。
北野監督の好調選手を見抜く目、与えたタスク、本人の理解が見事ハマッた。
それと、以外にハイボールに対して強いことがわかったのは嬉しい収穫。
これで最前線に置く時の、後方からのボールの入れ方も変わってくる。

アランの怪我が重傷でないことを願う。

仲間が警告を受けて二度目の4枚累積となり、今季終了。
(シーズン残り2試合で2試合の出場停止となるため)
大剛がベンチにも戻って来ていない中で、彼を失うのはしんどいねぇ…。
その意味でも、今日、森川がハマッたのは光明と言える。



松本。
もっと後方から高崎目掛けて蹴ってくるかと思ってたけど、
左サイドが機能していたからなのか、
はたまたそういうサッカーから脱却する意図なのか、
サイドの浅い位置からは2〜3本あったけど、放り込みは無かったねぇ…。

讃岐が対応するまでの左サイドの連携は良かった。
中央を閉める讃岐の、SHの外側且つSHが出てこれない低い位置に那須川。
彼に預けて、寄せてくる讃岐の選手の様子を見ての展開。
多かったのはハーフスペースの深い位置へと抜け出す石原へのパス。

ただ、これが警戒されるようになると、有効な崩しは見せられなくなってしまった。
にも関わらずボールは左へ寄っていることが多く、
工藤、田中という実力者は攻撃に参加する機会が少なかったのは問題では。
岩間辺りがコントロールすべきところじゃないかな。

先制したはいいものの、
有効な攻撃は出せなくなった上に全体的に足が止まってしまい、
以降讃岐の押し込みを跳ね返せなかったのは、
PO圏内を伺うチームとしてはちょっと寂しいね。






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