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長崎 3−1 讃岐
J2/第41節
(17/11/11:トランスコスモス)
DAZN


長崎スタメン
_______ファンマ_______
_____吉岡____澤田_____
翁長____島田__前田____飯尾
_____田上_高杉__乾_____
________増田________



讃岐スタメン
_____木島徹__馬場______
渡邉_______________西
______高木__永田______
アレックス_岡村__イ_____武田
________清水________



右サイドの循環で攻める長崎とカウンターの讃岐、という試合の入り。
先制も含めてやや長崎が優勢に試合を進めるが、
讃岐は人と配置を替えて流れを引き寄せて同点に。
しかし、「昇格を賭けたホーム最終戦」である長崎が浮足立ちそうなところで
「残留確定を賭けた」讃岐に致命的なミスが出て、長崎が逆転。
一気にスタジアムの雰囲気が変わり、
そのまま長崎がJ1への切符を手にする結果となった。



長崎。
右サイドでの、人とボールの循環が見事。
飯尾に付けて対面のアレックスを引き出してからの、
右サイド奥の使い方の巧みさよ。
ファンマ、澤田に加え吉岡までが右に流れ、
クロスまで持ち込めた際には逆サイドから翁長が中央まで飛び込んでくるところまで、
きちんとデザインされていた。
後半には右からの大きなサイドチェンジで翁長を使うカタチもあったし、
(これに対しては讃岐が市村の投入で手当をしてからは機能しなくなったけど)
リードを奪ってからの落ち着きも悪くなく、
3−1でなければ1−0できちんと試合を終えていたのでは、と思う。
一方で、讃岐の配置転換に対しては対応が鈍く、
追いつかれたあとに1−1の時間が長く続いていたら、
ちょっと危なかったかも知れない。
勝ち越してからは、スタジアムの雰囲気と、選手の復活と、讃岐の消沈とで、
試合を丸ごと呑み込んでの追加点でした。
(具体的な讃岐の配置転換への対応は最後まで見られなかった)



讃岐。
前半の早い段階で見せたロングカウンターからは
「奪ったらどこを突くのか」に意識の共有が見られたし、
左サイド(長崎から見て右サイド)のキレイな崩しに対しても
FWの馬場と左SHの森川を入れ替えることで
最後尾からの組み立てが上手く行かなかったこととの同時解決を図る(実際に機能)など、
先制こそされたものの、流れを引き寄せていた。
あの流れのままであれば逆転まで行ったのではなかろうか。
少なくとも、ドローで終えられたように思う。

問題は、2失点目。

自陣深くで繋ごうとして奪われた岡村は、軽率だったと断じざるを得ない。
この試合だけじゃなく、シーズン全体の流れからしても、
セーフティーにやっておくべきシチュエーションだったと思う。
この試合まで幾度となく岡村には助けてもらってきたけど…。

また、左サイド(長崎から見て右サイド)を度々相手に崩されたことについては、
仲間の不在と高木の前半での負傷退場(※)が痛かった。
(※前節はベンチにこそ入っていたけど出場はなかったし、
  もしかしたら無理をしてのスタメンだったのかも知れない)
飯尾に付けてから人数をかけてくる左サイド(長崎から見て右サイド)に、
左SHが仲間だったら、ボールを預けられた飯尾に次のパスを許さなかっただろうし、
あるいは左DHが高木だったら、
アレックスが飯尾に食いついたあとの展開に、
(左SHが飯尾に入るパスを制限出来ていない/飯尾が持った時に詰めきれていない以上、
 アレックスは飯尾に対して詰めないという選択肢は無い)
食らいついて行けただろう。
(前半、高木が居るうちに1失点目を喫しはいるんだけどね…)


2失点目から3失点目まで、9分かー…。
ビハインドになった直後に原か我那覇を投入出来なかったかなー…。
森川とのバランスを見て、原よりも我那覇よりも木島徹という判断だったのかなー…。
試合中もツイートしたけど、3失点目まである雰囲気になってたよね…。




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