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大宮 0−0 甲府
J1/第32節
(17/11/26:NACK 5)
DAZN
大宮スタメン
____マルセロ__マテウス____
江坂_____________長谷川
______茨田__カウエ_____
和田____高山__山越____岩上
________加藤________
甲府スタメン
_____リンス__ドゥドゥ____
_____田中____小椋_____
________島川________
高野__リマ__新井__新里__小出
________河田________
表記上は横並びで2トップにしてはいるけれど、
大宮はマテウスが、甲府はドゥドゥがフリーマン状態で
前線のあらゆる場所に顔を出しては攻撃の起点となっていた。
ざっくりと、前半は攻める大宮に守る甲府という構図から、
後半に入るとすぐにオープンな試合展開に。
試合を決められる好機は、甲府にあったと思う。
大宮。
立ち上がりこそ長めのボールが中心だったけど、
徐々にオーソドックスに。
右サイド、長谷川が甲府DFラインの高さでボールを受け、
ひとつ戻して高野が出られない、田中が寄せきれない位置から岩上からクロス
…という狙いを持っていて、再三クロスを上げてはいたけれど
その数に比例してゴールの匂いが感じられなかった。
中央でマルセロとマテウスがクロスを待ってるんだけど、
それに対して甲府の選手が4〜5人構えてるんだよね。
結果、殆ど跳ね返されてた。
(甲府が狙って岩上にクロスを上げさせていたようには見えなかった。
もし狙っていたのなら、
跳ね返したあとに岩上が上がっていたスペースを突くカウンター…まで
仕込んでおくと思うのだけど、
その狙いはまったく見えなかった)
クロスに対しての考え方をもっと詰めていれば、
あれだけの回数上がってればゴールに繋がっただろうに…。
左SHに江坂が居るのだから、マルセロとマテウスは中央からニアに走り込んでDFを引っ張り、
外から入ってきた江坂を使う…とか。
岩上クロス以外ではマテウスと後半に投入された瀬沼の単騎突破が何度か好機を生んでいたけど、
決定機と言えるものは乏しかった。
印象に残ったのは、
自在に動いて仕掛けまくるマテウス、
特に前半はセカンドボールを拾いまくっていたカウエ、
甲府の楔(特にリンスに入れるもの)絶対潰すマンと化していた山越、
3点は止めていた加藤。
甲府。
今季ここまで観た3試合と同じ。
5−3−2でしっかり守る。
IHと、良いカタチになりそうな時はSBが走り倒す。
時間と好機を作るのは基本的に2トップでやる。
…そういったものを、きちんと貫いていた。
今日はリンスの日じゃなかったのだけど(2ゴールしていておかしくなかった)
ホント、「あとはゴールだけ」で今季ここまで来てしまったんだなぁ…。
ドゥドゥの仕掛けや高野の高精度な左足も良かった。
大宮のところで書いた、岩上クロスについては…、
IHで対応するにはタスクオーバー、
SBで対応するとハーフスペースを使われるのが恐い、
…といったところか。
5−3−2を貫く中でこの時期まで対応策を準備出来なかったのか、
という疑問は残るが…。
逆手に取ったカウンターの狙いも用意していなかったので、
気付いてないという可能性がゼロではない、か…?
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