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【女子】日本 0−2 北朝鮮
E−1選手権(3)
(17/12/15:フクダ(日本))
フジテレビ
日本スタメン
_____田中美__岩渕______
籾木_______________櫨
______隅田__阪口______
宇津木___鮫島__三宅____高木
________池田________
※交代は後ほど
後方からの細かなパス回しと流動的な動きでボールを運ぶ日本。
比較的大きな展開を縦に横に仕掛ける北朝鮮。
互いの攻撃を、共に4ー4ー2セットで粘り強く守るという
均衡して緊迫感のある好ゲームだった。
勝たなければいけない方がビハインドになるカタチで均衡が破れたらこうなるよね、
というスコアで試合はフィニッシュ。
日本。
宇津木と高木のSB起用、中島のベンチスタートというスタメンからして、
「スコアレスのまま時計を進めて然るべき時間に攻めに出てクリーンシートで勝つ」
というゲームプランはハッキリしてたし、
シチュエーションや力関係を考えれば理に適ってたし、
実際にその通りに試合を進めていた。
勝負の中島投入で攻撃にかかる直前に失点してしまったのが痛かったね。
もう5分耐えられて、
中島を使って攻める(そしてその攻めに伴う守り方の)態勢が整っていたら…。、
何が足りなかったかと言えば、「すべてがほんのちょっとずつ」という感じじゃないかな。
後半、もう少しペースが握れているようなら、
中島投入の際に下げるのは櫨だったんじゃないかと思う。
その意味では、岩渕を下げて、まだ守備への意識も弱められない展開だったという時点で、
既に勝利は難しかったのかも知れない。
中島投入したもののビハインドになり、
俄然北朝鮮が安全に試合運び出来る流れになったあと、
「こりゃ打つ手なしか」と思ってたんだけど、
ベンチに菅澤が残ってたのね。
たぶん、中島の投入でケリをつけるつもりだったのだろうけど、
ビハインドになってしまったのだし、
勝つしか優勝の可能性は残されていないのだから、
せめてあと5分早く、菅澤を投入して欲しかったな。
そこだけ少し不満。
解説の澤穂希がコメントしていたけど、
「この大会でいちばん手応えを感じられる試合だった」というのは
ホントその通りだと思う。
正直、韓国と中国は強くはなかった。
(日本もそれにお付き合いするレベルだったわけだけど)
その意味で、今日出ていた、キャップ数の少ない選手たちは、
今後も計算の立つ存在に成り得ることを示したと思う。
あと、今日は高倉監督になってから俺が観た試合で、
ダントツにノリオ時代っぽかった。
高いレベルの相手に冷静な分析のもと勝つことに重きを置くと、
必然、こうなるものなのかな、なんて感じた。
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