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讃岐 0−1 新潟
J2/第1節
(18/02/25:Pikara)
DAZN



讃岐スタメン

________我那覇_______
重松______木島____佐々木匠
______岡村__永田______
アレックス_麻田__パク____市村
________清水________



新潟スタメン

______河田__小川______
端山______________加藤
______磯村__坂井______
安田____ソン__広瀬____川口
______アレックス_______



90分を通して五分と言って良い内容。
戦力ダウンを心配していた讃岐のサポはシーズンに希望が見え、
1年でのJ1復帰を狙う新潟のサポは「まだ始まったばかり」としながらも
不満が残る試合だったと思う。



讃岐。
あまりにも安い失点と、その後やや慌てて雑になったのが惜しまれるが、
90分を通して「今年も全然戦えるじゃん」というものを見せた。
それだけに、引き分けておきたかったよね…。
今日の内容であればスコアレスドローが相応だったと思う。
攻撃面。
新潟の慣れもあって後半はそこで押し込めたとは言い難いが、
特に前半の左サイド。
重松、木島、アレックスが絡んでの崩しと、
最後尾からの縦一本による重松の抜け出しは、
いずれも相手陣内深くまで侵入することに成功していた。
右サイドは、プレースキックも任されていた佐々木匠のボールスキルが光ったものの、
連携という部分ではまだまだ。
佐々木匠が前を向いて複数の選択肢が持てる状況を、
チームとしていかに作れるかがポイントになってくるだろう。
今日は木島でスタートしたけれど、
トップ下の人選によって崩し方のバリエーションも出るだろうし、
明確な2トップは昨季からの上積みがある。
今日は我那覇のコンディションも良かったし、
あとは決めきることだよなぁ…。
守備面。
安い失点こそあったものの、
岡村DH起用で経験の浅さが懸念された麻田・パクのCBコンビは及第点。
特に麻田は、武器である左足のフィードも良かったし、
岡村が右CBで問題ないようなら、その相方に収まりそう。
また、前線〜中盤の強度という面でも、
重松は心配してなかったけど、佐々木匠も破綻を見せずにやれていた。
新潟に個の怖さ、連携の成熟が無かったことは考慮すべきだけど、
大崩れするようなことは無さそう、とみて良いのでは。



新潟。
ボールを持つことは出来るけど、効果的な崩しや狙いはほぼ見られず。
前4枚に個の怖さは無いし、ただ回すだけのDHは物足りない。
(磯村はA代表の合宿にも呼ばれたことあったよな?
 坂井は世代別代表の常連で主将もして、
 W杯にトレーニングメンバーとして帯同もしている。
 そういうところを狙っていくレベルの選手なんじゃないのかね。
 であれば、2人とも、今日の内容じゃ全っ然駄目でしょ)
川口も安田も鋭い攻撃参加が売りのSBだと思うんだけど、
両者がアタッキングサードにまで侵入した回数は数えるほど。
河田が常にウラを狙っているのだけは良かったと思うけど、
そこに配球出来るパサーが居ない。
シーズンの深まりとともに連携が増していけば少しは改善されるのだろうけど、
このままではPO圏内に滑り込めればいい方…という印象だった。
勝ち点3が必要な試合で1に留まってしまうチーム。
…まぁ、そこに上積みするためにターレスとメネゲウを獲得したんだろう。
彼らがフィットするまでは、
負けないかも知れないけど物足りなさが募る試合が続きそうだし、
彼らが爆発するために(そして河田を活かすために)、
SHないしDHに決定的なパスを出せる選手が必要だと思う。




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